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がんセンターにて。

現在、がんセンターの待合フロアにて書いております。
Wi-Fiも飛んでますし、テーブル席もたくさんありまして、快適です。
呼び出しベルもあるので、院内ならどこに居ても問題はありません。

がんセンターでこんなに寛いでる人はあまりいないと思います。
なぜなら、がんセンターですから。

私は5年前、甲状腺がんの手術をしまして、それから定期的に通っています。
甲状腺を全摘しており、左のリンパ節にかなり飛び散っていて、それも取りました。
甲状腺がないので、ホルモン補充のお薬は一生飲まなければなりません。

がんの中でも比較的大人しいがんと言われてますが、タイプによっては命に関わります。
私は幸い、手術と放射線内服治療を1回、後は通院のみで、普通に暮らす事ができています。
傷跡が20センチくらいありますが、しっかり見ないとわからないくらい、綺麗に処置して下さってます。
現代医学、すごい。


さて。
近年、がんは老若男女関わらず、かかる病気です。
芸能人やYouTuberの中にもカミングアウトされる方多いですよね。

ここもそうです。
週の真ん中のショッピングセンター並みに患者さんがいらっしゃいます。
付き添いの方もいますが、ここにいる患者さんは全員がん、または疑いで検査にいらっしゃってる方です。

「まさか、自分が。」
と思われても診察を受けた方ばかりかと思います。

これを読んでいる元気なみなさん。

ぜひ、「まさか自分が」にならないように、健康診断は受けてくださいね。
そして、何かおかしいと思ったら診察を受けてください。
全てが見つかるわけではないかも知れませんが、
「まさか自分が」に遭遇した時、後悔は少し少なくなると思います。

因みに私は、「まさか自分が」より「とうとう来たか」の方が大きかったのですが。

その話はまた後日にでも。

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