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ヨソはヨソココはココ〜学童保育と放課後の生活〜#9

*ぜひ#8まで、マガジンにて目を通していただければ幸いです♡



保護者経営の学童保育のデメリットは、とにかく負担が大きい、保育料が高い、この2つかと思う。
(何度も言うが、自治体によって大きく違うので、ご自分の自治体の体系をよく調べてほしい。)

メリットについて触れたい。

まず、生活の場であると言う事。
放課後はもちろんだが、夏休み等の調子休暇もここで過ごす事が多くなる。
と、なると子供達は「生活」としてのリズムが習慣づく。
一緒に過ごす友達は、放課後のきょうだい、第2のお家なのだ。
ただ、校庭で遊んだり、教室で読書をしたり。
そんなレベルではなく、家のように落ち着く場所でないといけないのである。

たぶん、学童に行きたがらない子のクラブはその辺りが不充分であると推測する。
どこの学校でも高学年になると、留守番もできるし、習い事やら塾やらで忙しく、学童に行ける条件が揃っていても行かなくなる子がほとんどではないだろうか。

我が子たちの学童の子たちは、高学年になっても通い続ける子が多い。
もちろん毎日来ない子もいる。
でも、辞めたいと言う子は少ないのだ。
どちらかと言うと、子供は行きたいが親が辞めさせるケースの方が多い。
料金も高い、保護者負担も多い、それならもう行く必要ないのでは?と。

親の立場から言うと、それはもう心からわかるのだ。
だが、それと同時に保護者の性格や感覚も学童と相性があるのも事実である。

私は、どちらかと言うと我が子の為と同じくらいの、学童の存在は保護者の為になると思っている。
単に、就業の間預ける場所だけでなく、小学生の育児を助け合い、楽しみ、お互いが成長する為に、だ。

初めにも書いたが、保護者経営という事は、いろいろな場面で子供と保護者と指導員が関わる。
運営はもちろん、行事やイベントも、だ。
我が長男は今、6年生になった。
6年生にしては、幼さが残るが確実に成長しているのが手にとってわかる。
段々、友達同士で出かけたり、塾にいったり。
確実に、親の手を離れていく。
それはごくごく普通の事で、寧ろそうでないと困るのだ。

小学生の期間。
親が子供と何かをできる人生でいえば、ほんの僅かな時間。
単に学校に行ってるだけでは、経験できない関わりが、共働きでも出来るという事実がここにあるのだ。

*今回もお読み頂きありがとうございます☆

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