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【がんになった(ってた)。】ママががんになったってよ!

*本日もお立ち寄り頂きありがとうございます♪

プロフィールにも書いてあるのですが、私は甲状腺がんになり、全摘、左頸部リンパ節郭清しております。

がんとは言っても、甲状腺がんは比較的おとなしいタイプが多く、本当に微小なうちは経過観察もありうるがんです。

私も1番おとなしいタイプのものを患いました。
ただ、腫瘤が数センチあったこと、リンパ節にかなり飛び散っていたこともあり、全摘という処置をしています。

他のがんですと、リンパに飛び散っていると転移という事でステージが上がりますが、甲状腺の私のタイプ(甲状腺乳頭がんといいます)ですと、基本的にリンパ節から外に出る事は稀なので、飛び散っていても取りきれれば、ステージ1程度です。
55歳以下ですと、乳頭がんの場合ステージ2までしかないとか。
甲状腺がんについては、がん研サイトが詳しく載っています。

見つかったきっかけ
ある日、夜に力が抜ける感じでものすごい不安感に襲われました。
翌日仕事には行ったものの、帰ってきても何か変だと思い、夜間救急へ。

救急で診察してもらうも、特に急を要する症状はなく、帰宅。
念の為後日、脳外科に行くようにとの指示を受けました。
たまたま、以前頭痛でかかったことのある脳外科に検査に行き、結果は特に異常はなし。
ただ、甲状腺が若干平均より大きめと言われ、半年後に診察を受ける事に。
先生曰く、平均より少し大きいだけで異常はないので、念の為という説明でした。
(因みに、脱力と不安感はメンタル的なものでパニック障害の一つでした…)

別記事で書こうと思いますが、実はこの時点で既に腫瘤があったらしいです。
それを知ったのは、一年以上後の話になりますが…。

私の妹も甲状腺が大きいと指摘を受けた事があり、家族性のものだと信じて疑ってませんでした。
しかも、異常はないと言われたので、まさか後日大事になるとはその時点では全く考えずあっけらかんとしてました。

そんなこんなで半年後も、すっかり忘れていたのですが、ふと思い出し診察に行きました。

すると。
先生が「専門の先生に診てもらった方がいいと思うので、紹介状書きます」と…。
言われたのは「甲状腺がやはり大きいので」という説明でした。
で、紹介された内分泌内科に行くと、診察もせず紹介状の内容を見ただけで、
「腫瘤は外科なので、大きな病院に紹介状かきます。〇〇大学病院とがんセンター、どちらがいいですか?」

え????
腫瘤??
腫瘤ってしこりだよね?
ええ?
がんセンター??


もうね、びっくりしかなくて。
そこの病院がすぐ紹介状書いてくれたので、病院出てすぐ紹介先に電話しました。
たまたまがんセンターが家から歩ける距離にあったので、そっちに。

電話すると、運良く翌日すぐ予約が取れて。
悩む間もなく診察が受けられたのは、ある意味幸いでした。

担当医は、女の先生でした。
当日、すぐエコー検査して話を聞きました。

「エコーの段階では断定できないけど、悪性の所見があるので、穿刺吸引細胞診しましょう」と。
血液検査では異常はなく、自覚症状もありませんでした。
しこりも自分で触ってもわからなくて。

何となく悪性っぽいなと感じました。
でも、その段階ではもう私の気持ちも落ち着いていて。
よく「なんで、わたしが!?」って思うもんだと思っていましたが、わたしは「来るべき時が来たのかな?」と想像と違う思いを抱いてました。
初めての乳がん検診で引っかかり乳腺外科に行った時より、全然落ち着いてたと思います(笑)
乳腺は結局良性だったんですが、病気はなる時にはなるって経験したからだと思ってます。

診察の時、先生が
「もし悪性だったとしても、手術すれば完治するし、普通に生活できますから。まずは、きちんと検査してみましょう。とは言っても心配だと思うので、今の段階で説明できる事は全てしますね。」
と、詳しく話してくださいました。

初めてがんセンターに行ってから半月くらいかな、病理検査の結果

「甲状腺乳頭がん」

と診断されました。

告知はあっさり。
「悪性だったので、手術しましょう。
1ヶ月後くらいが空いてるからその辺でいいかな?

か、軽い言い方…!

でも、まあ何となく察しもついてたし、意外と落ち着いてて。

2月の初めが手術に決まったので、年末年始、息子の保育園の最後の生活発表会、娘の保育園転園、色々ばバタバタしてて考える暇がなかったのも良かったのかな…。

次回に続きます☆

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