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⦅出張ぎゃざ⭐︎ミュージアムツアーi n 愛知県美術館 ⦆



第3回目となる出張ぎゃざ⭐︎ミュージアムツアーを8月10日に開催いたしました!ご参加いただいた皆様ありがとうございます。

今回は、初の名古屋開催!
岡崎ぎゃざ岡崎校、名古屋校、合同です☆



名古屋は猛暑。
今回電車で行きましたが栄のクリスタル広場というものがなくなってて時の流れを感じます。。笑

さて地下からの通り道を抜けて
栄にある愛知芸術文化センター10階にある
愛知県美術館へやってまいりました☆

いざ集合!



【この企画のねらい】
アートの見方に答えはありません。答えが無いものに対して自分で考え、人と意見を交換します。
社会にも白か黒かで答えられないものもあります。
そんな時に、物事を多角的に見る力で柔軟な発想を養うことがねらいです💡

こういった視点は、
今の日本の教育現場では扱える大人がいないため、なかなか取り入れられず経験できません。
(しょうがないことですが・・)
ぎゃざではこれからすごく力を入れていきたい企画でございます。

アートを見る視点が、
「これからを生きる子供たちの柔軟な思考法」になったらと思います。

なあにこれ?と気になる




【経緯】
今回はメゾネットの村瀬さんからのお誘いがあり、愛知県美術館での撮影もしていただきました。

『子供たちのおでかけ』という撮影の裏テーマもあり、
子供たちが自分でチケットを貰い、子供たちで観て回りました。

チケット貰いに並ぶよ。中学生以下は無料!
ドキドキ!

自分のことは、自分で言う。
そんな経験をひとつずつ増やしていけたらいいですね〜。



今回は、愛知県美術館のメモパッドをお借りして気づいた事をメモしたり絵を描いたりしながらそれぞれ自由に進みました。
今回参加した子たち、飽きずにメモや絵を真剣に描いていました。その姿や表情がとても良かったんです。。

美術館って、子供用にこんな便利なものを用意してあるなんて知らなんだ!どこの美術館でも聴いてみたらあるのかも。

こうやってあるものを活用して、子供も大人も楽しめたらとっても有意義な時間です。


クリムトの絵



【ぎゃざの想い】
美術や芸術は子供には難しい、とか長時間楽しめるのか?モノを壊さないか?など大人が心配することもあると思います。

飲食店やお出掛けする時でも同じですが、
事前にしっかりルールを伝えた上で、子供を信じる事も大切です。

信頼関係がすべてですよね。

印象的な場面のはなし。
今回クリムトの「人生は戦いなり」
という作品を学芸員の中野さんに解説していただきました。



ひとりの子が、
「今、自分に辛いことがあるけど私と重なると思ったからこれを描く」と時間一杯までその絵を描き続けていました。

アートを観たことで辛いことを口に出せれたことに、少しでもこの子が救われたらと。

なかなかぎゃざに来れない子だったので、
今回夏休みで参加してくれて本当に良かったな、と思うと同時にこういう子達のために他に出来ることはないか、と考えました。

観終わったあとに、会議室をお借りして
振り返りの時間をいただきました。

ぎゃざでは、観終わって、はい!楽しかったねーじゃあね、バイバーイ!というのではなく、このどう思ったか、どう感じたか、を振り返る時間がとても大事だと考えています。

ひとりずつ発表タイム


お気に入りのピカソの絵。

たくさんメモ描いてすごいね!ではなく
今回観て考えたこと、それがかけがえのない時間です。


スタッフさおりが最後に子供たちに
「作品のように自分のこだわりを貫いていい」と伝えました。

今日のことが少しでも未来につながると嬉しいです。


そして、
アートを観ることで、一つでも子供たちの選択肢が増えたらと願います。


みんなでパシャ!


我々大人はこうした環境を作ることだけが子供たちに対してできることです。

今回もたくさんの方のご協力のもと、開催できました。

そして、送り迎えをしていただける親御さんのご協力があってこそ。

引き続き周りの方々と協力して、子供たちの環境を作っていけたらと思います。

すっぽりハマるイス。


チェアーズ展も、これも椅子?あれも椅子?と概念が満載しててとっても良かったです!

夏休みの思い出作りにぜひお出掛けください!
ではまたの企画をお楽しみに〜🧗✨

《岡崎ぎゃざこども造形教室》
【岡崎校】
〒444-0047 愛知県岡崎市能見通1丁目57番地
【名古屋校】
〒453-0013 愛知県名古屋中村区亀島1丁目5-22

*お月謝案内や空き状況、体験の受付は各校の公式LINEから受付ております。

text OSHIMA

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