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E167: 最古の記憶が天井

【連続投稿 87日目】

昨日ですね。いきなり、詩を書いたんです。
それも天井の詩です。
あはは😆

なんで私が、ふだん人が気にも留めないであろう天井に対して、そんなに思い入れがあるのかといいますと…。

たぶん3歳くらいの記憶なんですけど
実は天井を呆然と眺めているのが
自分の中にある最古の記憶なんですよね。

弟の出産準備に入っていた母に代わって、
幼い私の面倒を見るために、父方の祖母が、田舎から出てきてたんです。

ここで言う祖母とは、よく私の話題に出てくる
「お揚げのばあば」ではなく
今も健在の祖母でございます。

その祖母が面倒を見てくれているときに、
3歳の私が突然食欲をなくし、
一切何も食べなくなってしまって…。

当の私が言うのもなんですけどね、
小さい子が急に食べなくなってしまったり、ゲーゲー吐いたりするのは、そんなに珍しいことでは無いと思うんですよねー。

ただ、当時は初孫で右も左もわからず、
いきなり孫の面倒を頼まれたばあちゃん。
プチパニックになってしまったのですね。

仕事中の息子(父)連絡をすることもできず、
産気ついてる嫁(母)に連絡するわけにもいかず、
1人パニックになった祖母がとった行動は…

はい、私、救急車に乗りました 笑笑

ばあちゃん、何かいろんな段階を全部すっ飛ばしているような気がするんですけど、気のせいでしょうか??

その運ばれた病院で、薄い膜の中から(今思えば酸素吸入装置?)ぼんやりと天井を眺めていたのが、最古の記憶です。その時の天井がトラバーチン模様だったんですね。それを3歳児の私がなんとなく覚えているわけで。

それ以来
天井の柄として、馴じみのトラバーチン模様が、私の脳裏から離れなくなってしまったわけで…。

トラバーチン模様の天井


元来私は、空を見上げながら、文章を考える人間でございます。ただ、屋内にいるときは、そういうわけにもいきませんので、空の代わりに天井を眺めているわけです。

だから今も、人よりもトラバーチンさんと対峙している確率が多いわけですね…。

もっとも
「トラバーチン」なんて、名前を知ったのは、つい最近のことでございまして、インターネットの世の中は大体のことを調べられますね。便利になりましたよね。

「ひょろひょろ  模様  天井」
大体これでググれば、何とかなります。

これを読んでくださっている方の何人かは
トラバーチン模様の天井かもしれませんね…。

あぁ、どうでもいいことは覚えているのに、

なんで最近の事はすぐ忘れるのでしょう…。


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