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ずっと首が痛い

10月は首痛の月


 10月、というか9月の末ごろから、首の右側から背中にかけて痛い。もう1か月くらい続いているのではないだろうか。一番つらかったのは10月前半で、腕や頭まで痛くなる有り様だった。
 その後かなり改善したが、もう10月が終わりかけている今でも、首はまだ回すと痛む。2023年10月は首痛の月だったなあと思うのだ。

寝違えと思ったのだけど


 最初は寝違えたような痛みだった。首右側、やや後ろから背中側にかけて、上を向いたり後ろを向いたりすると痛かった。肩こりであればヒモトレやマッサージで対処すればすぐに楽になるし、痛み自体も1日ちょっとで良くなる。ヒモを巻いてもストレッチをしてももんでも楽にならない痛みだったので、寝違えに近い痛みだろうなと判断した。
 寝違えといっても、起きているときのふとした動作で似たような痛みを起こすことがある。以前は、冷蔵庫を開ける動作だけで寝違えのような痛みが出た。この寝違え・寝違えモドキは、良くなるまでに日数がかかる。それでも1週間くらいでよくなるだろうと思っていた。
 ところが、今回はいつまで経っても痛いままだった。しかも、夕方近くなると悪化する。肩こりも影響していたのかもしれないが、仕事を続けるのがつらいと思うくらい痛かった。休みをとって帰ろうかと思うくらい。帰らなかったけど。
 そのうちに、肘のほうまで痛みが広がってきた。首から肩、肘までビリっと痛む。肘の痛みはテニスエルボーの感じに近かった。肘が痛くなってきたことで、これって怪我に近いのかな、と心配になった。

テニスのせいなのか?


 あとで振り返ると、痛くなりはじめた時期は、逆手フォアの練習をした数日後くらいだった。肘が痛くなかったので、逆手フォアは関係ないと思い練習を続けて試合もした。10月の3連休までは逆手フォアを続けたが、ちょうどその頃が痛みのピークで、これは関係あるかもと考え始める。
 逆手フォアをやめたり左打ちを意識したり、打ち方を見直したら、少しずつ良くなり始めた。最初に痛みが出た直接の原因かどうかは分からないが、痛いところで逆手フォアを続けたのは負担だったみたいだ。少なくとも長引かせてしまった要因ではあるだろうと思う。

いろいろ対策した結果


 テニス以外の対策もやってみた。まずはヒモトレ。丸ひもをカラダに巻くことで調整する健康法みたいなもので、私は基本的にはウエストにひと巻きするヘソヒモというのを常に巻いている。テニスのときにはヒモパンという巻き方がお気に入りで、これは痛みがなくても巻く。お守りのようなものでもある。
 肩が痛いときはだいたい片タスキという巻き方をする。片タスキは、大きめの輪をお腹に巻いて、余りをねじって肩から斜めにかける巻き方で、朝に痛いなと思った時に巻いておくと、お昼には痛みが消えているくらいの即効性がある。ただしそれは肩こりのときで、寝違えだとそこまでの即効性はない。
 他には、肩をほぐすのに、のマッサージ機やローラーでほぐしたり、ヨガのポーズやストレッチをした。脇の下や肋骨の周りをグリグリ押すのも、肩周りがほぐれる。
 疲れ目が原因かもと、目を温めるアイマスクやあずきカイロで目元を温める、目薬、早めに寝る、というのも試した。いちばんつらいときは、市販の肩こり用の塗り薬も使ってみた。塗り薬などめったに使わない。とにかくつらかったのだ。
 寝る時にマットレスを外してみたり、逆に使ってみたり。普段使っているタオル枕の厚みを変えてみたりもした。夏は着る機会が減っていたきものをなるべく着るようにして、寝間着にもしてみた。このあたりは、カラダ全体を整えようという試みかな。
 いろいろやっているので何かが良かったのか、全部がうまく噛み合ってよかったのか、たんに時間が経過したおかげなのか、分からないが痛みはだいぶおさまってきた。今は首を回すと少し痛い程度。痛みがないってありがたい! カラダさんの発するサインのおかげで日々学んでいるなあと思った。
 
 

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