スライスサーブの練習
スマッシュの次はスライスサーブ
年が明けてから3回ほどテニスの練習に行きました。
テニスしながら密息できるか実験、なんてやっていましたが、年末から取り組んでいるスマッシュの練習はまだ機会がありません。
と、書いてから1か月経ってしまいましたが、やっぱりスマッシュの練習は十分とはいえないかも。
ストロークやラリーの練習は毎回やるけれど、スマッシュはやらないこともあります。
そう考えると、スマッシュが苦手なのは単純に練習不足が大きいのかもしれませんね。
そんなスマッシュに比べると、まだ練習時間を取りやすいのがサーブでしょうか。
中でもスマッシュに似ていると言われるスライスサーブの練習を少しずつ始めています。
スマッシュに似ているところ・違うところ
スライスサーブの練習を始めよう、となったのは、スマッシュからの流れでした。
打ち方のポイントが似ているから、ということだったのですが、ラケットの持ち方やカラダの向きなど、たしかに共通点があります。
共通点がありながらも同じではないのですが。
まず、ラケットの持ち方は、スマッシュ同様薄く握るのですが、スマッシュよりもさらに薄く持つところから始めます。
握った手を下げたときに、ボールを打つほうの面が上を向くくらい。
普段の持ち方では下を向いている私には、かなり違和感のある握り方です。
カラダの向きが横向きなのもスマッシュと同じですが、サーブの場合は打つ方向が決められているので、より厳密に打ちたい方向に対する横向きを守る必要があると感じます。
そして、スマッシュと違うと思ったのは、意識的に回転をかけていくところでした。
スマッシュのときは、回転をそこまで気にしなかったのですが、スライスサーブは「スライス回転をかけるサーブ」ですものね。
ちなみにスマッシュも、上級者になるとスライススマッシュという技を使います。
これは相手からすれば普通のスマッシュと打たれるまで見分けがつかず、ほぼ絶対に決まるショットです。
いざ、練習。
まずは極端に回転をかけるところから練習開始です。
あまり回転が強いとスピードが落ちるので、試合では使えないこともありますが、実戦投入向きの調整はスライスがかかるようになってからで。
最初は、回転自体がかけられないし、回転をかける打ち方の違和感がすさまじいので、慣れることが大事みたいです。
ポイントは、とにかく大げさにやることだそうです。
確かに、ちょっと変えたくらいでは、カラダが自動的に普段の打ち方に戻そうとします。
カラダの自動調整を封じるくらいの極端な動きをしないとダメそうです。
最初は持ち方だけを変えて、スイングは変えない。
普段の打ち方で握り方だけを変えると、「カシュっ」という音がして全然飛ばない。
それが回転のかかった状態だといいます。
回転がかけられるようになったら、握り方やスイングの方向を微調整して、ネットを越えるように。
ネットを越えたら、コートに入るように。
それからスピードと回転のバランスをとり、実戦投入可能なレベルにしていくらしい。
私はまだ、カラダを新しい持ち方に慣れさせる段階です。
回転はかかったりかからなかったりだったのですが、だんだんコートに入るようになってきました。
しかしスピードはない。
まあ、もともと遅いサーブなのだけどね。
「速くて曲がる嫌なサーブ」と相手に思わせるレベルの習得にはまだまだかかりそう。
カラダの向きは、普段のサーブよりも、さらにはスマッシュよりも横向きが強いイメージです。
前に打つというよりは、右に向かって打っていく感覚です。
うまく行けば左に曲がって入るので、思い切って右を狙えばいいみたい。
そしてだんだん面白くなってきた
そんなスライスサーブ練習、始めは「難しいし、試合で使うレベルにはならないだろうし」と思っていたけど、回転がかかるようになるとだんだん面白くなってきました。
私の普段のサーブは、「羽子板サーブ」と言われる打ち方で、スライスサーブとは全然違います。
中高年女性や初心者に多い、基本のサーブとは違った打ち方だと言われています。
不思議なことに、スライスサーブの練習をしていたら、羽子板サーブの調子もよくなってきました。
よくなった要因は、自分では全く分からないのですが、コントロールもスピードも上がってきているのです。
全然違う打ち方のはずなのに、カラダは自動的に共通点を見出しているのかしら。
試合では2種類のサーブを使い分けるのも面白いかもしれません。
とにかく練習を続けてみようと思います。
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