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半袖じんべいセット

夏っぽいカット生地

 去年の秋に買っておいたカット生地を使って、袖なしのじんべいっぽい上着と巻きスカートを作りました。

 薄手のチェックの表地と、紺色の裏地で、ダブルガーゼみたいな2枚重ねの生地です。
 140センチ幅で2メートルのカット生地として、秋だったので割引になっていたのを買いました。

 半そでの簡単きものにできるかな、と思ったのですが、半そでにしてもちょっと足りなかった。
 じんべいっぽい上着で袖をつけなければ、上下セットで取れるようだったので、予定を変更することにしました。

ミシンに苦労しながら完成

 本などでみるじんべいの作り方だと余り布が出てスカートが作れなくなるので、動画などを参考にして「おくみ」をつけることにします。
 四角いパーツをつなぎ合わせて作るので、無駄がほとんど出ない。
 和服の構造ってほんとうにすごいと思います。

衿を付けているところ

 今回は薄くて柔らかい生地だったことと、ミシンを使ったことで、少し苦労しました。
 ミシンのスピードに私がついていけなかったり、ミシンの調子が悪くなってしまったり。
 縫わなくていいところを折り込んで縫ってしまい、ほどいてやり直したりしています。

 ミシンでうまくできないところは手縫いでゆっくりやって、なんとか上着が完成。
 余った布に別布を足して、巻きスカートを作りました。

 長方形の布の端っこに紐をつけるシンプルな構造です。
 紐は短く作ってしまったので、後ろか横で結ぶスタイルになりました。

着るとこんな感じ

 上下セットで着ると、袖のないきもの風でもあります。
 上着は軽くて涼しくて、着ていて楽ちんです。
 スカートは足した布が多すぎたようで、幅がかなり広く、巻き付けたときに下にくる部分がだいぶ余ります。
 そのぶん、はだけることがなくていいかも。

きもの風に手ぬぐい帯を巻いたり

 もっと早くに作っていたら、暑い時期に活躍してくれたと思います。
 お風呂上がりとか、寝る時なんか、快適に着られそう。

デニムの巻きスカートに合わせてみたり

 上着だけとか、スカートだけでももちろん着られます。
 上下セットで着て、きものっぽく帯を結んでもかわいかったです。

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