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線引き①(餡子は炊飯器で炊きました)

 店舗の工事は2月半ばからなのでざっくりOPENまで2か月を切りました。
といっても焦りとかはなく試行錯誤勉強の毎日です。
 今日はどこで線引きをするのかという話です。こだわりを貫く職人ってかっこいいですよね。こだわりすぎてもはや変態的である人がとても好きな僕にとっては憧れを抱かざるをえません。
 そんな僕にも、パンを作るうえで決めていることがあります「毎日食べられるパン。」これだけです。ただ、この中には色々な経験や思いが詰まっています。少し長くなるかもしれませんがお付き合いください。

 僕は一昨年、人間関係が原因で鬱になりました。鬱というものは気持ちでなんとかできるやろ。とか考えていた自分がなるとは思いもしませんでした。放置していると朝起きると床と天井がひっくり返っていて(平衡感覚がなく)出勤できないなんてこともありました。誰と話をしていても怖い、笑っているけど本当はどう思っているんだろう、味方は誰もいない、なんて本当に思ってました。(実際には仲間、というか好いてくれている人は何人いてくれたみたいですが)
 なので人の話を聞く気にもならず本だけが唯一耳を傾けられる存在でした。そこで出会ったのが「最高の体調」という本でした。タイトルからしてものっそい胡散臭いと思っていましたが、読み進めるとハードルが低く、すぐに実践できるものが書かれていました。それは「野生化」でした。簡単にまとめると「自然に触れること・自然のものを食べること」です。
 幸い山あり海ありの田舎だったので自然食にすぐに切り替えることができました。それまではコンビニ弁当やお菓子など当たり前のように食べていました。それをやめて魚・野菜中心の食事に変えたところ、2週間ほどで体が軽くなり、眩暈もほぼなくなりました。

 回想にお付き合いいただきありがとうございました。簡単にまとめていますが、当時は本当に死んだほうがまし、くらい当然のように毎日考えてました。
 話がそれましたが、つまり何を言いたいのかというと自然に近い(無添加・無農薬(※人の手が最低限しかかかわっていない))食材を使用したパンを作りたい、ということです。 
 有機なのか低農薬なのか、自家製するのか既製品(もちろん無添加です)をしようするのか、といった線引きの話をしたかったのですが長くなったのでまた後日続きを書きたいと思います。続きが書けましたらリンクを張り付けるのでよかったら読んでやってください。
 お付き合いいただきありがとうございました。

追記※人の手が最低限。という部分の記事も詳細を書きたいのでそれも後日アップさせていただきます。



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