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一年前般若心経と出会った私
「空」(くう)
その言葉が心に響いた

私は22年前に
二人目の子を4ヶ月で
流産で亡くしている

22年の時を超え
ずっとできなかった
「水子供養」

先日京都で巡り合った
霊山観音さまのところで
供養していただきました

その数日後
地元の神道の見晴らし台で
ずっと空(そら)を眺めていたら

「私に名前を付けて」
と私の可愛い赤ちゃんから
言葉が下りてきた

名前をつけて
あげていなかったね

「そら」
その響きが心地良い

「大空」と書いて
「そら」と名付けた

最近の自分は
焦りと不安に襲われることがある

有ることに感謝して
生きようと努めていたが
時々襲われる不安に
心が苦しくなる

今日また神道へ導かれた

「空」(そら)に
答えがあるような気がして

私にいつも
気づきを与えてくれる場所

今日の空(そら)は
黒い雲が覆っている

何に気づけと訴えているのだろう

しばらく空(そら)を眺めていた

もしかして
有ると思っている黒い雲は
幻なのかもしれない

黒い雲の上には
晴れた空が広がっている

黒い雲が空を埋め尽くしている
そう感じているのは
私自身が作り出した幻想なのかも

1分1秒たりとも
同じ空はない

雲が流れ
あっという間に
空は表情を変える

さっきまで
あんなに黒い雲に
覆われていた空なのに

私の心も同じなのだ

黒い雲が流れていき
晴れた空が顔を出す

そして隠れていた
陽の光が輝き出す

焦りや不安は
ただの幻想

黒い雲が心を埋め尽くしていると
思い込んでいるのは私で

時間と共に流れていき
晴れた心がそこにある

曇りや雨や嵐だって
いつかは過ぎていく

晴れない空はない

ずっと上の方では
晴れた空が広がっている

空を眺めていると急に
頭の中に般若心経が流れ出す

「空」(くう)と呟く

まだ私には
分からないことだらけだが
とても気になる言葉

「空」(そら)と「空」(くう)の
漢字が同じということは

何か意味があるのだろう

■「空」(そら)とは

♢地上から上方はるかに広がる
何もない空間

■「空」(くう)とは

♢固定的実体が無いという意味
♢固定的で不変なモノゴトは無い    

確かにこの世の中は変化している
不変なものなど何もない

だからこそ
焦りや恐れに心を奪われるのではなく

日々変わる毎日を
面白がる人生にしていこうと思う

曇りや雨があってもいい
それを否定することはない

空(そら)は不変なもの
晴れない空はないのだから 











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