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隅っこにひっそりたたずむFnキーってどうやって使うの?

パソコンのキーボードには様々なキーがありますが、
パソコンのキーボードの一番下段に【Fn】と書かれたキーが・・・。

これは一体何に使うのか?

見たことあるけど、使ったことのないキーシリーズ、今日は【Fn】キーをどうやって使うのかご紹介していきます。

Fnキーとは?

ノートパソコンのキーボードの左下にあるこの【Fn】キー。
これは『ファンクションキー』と言います。
Functionの略でFnです。

パソコンのキーボードの一番上にある【F1】~【F12】までのキー、あれも『ファンクションキー』です。

どちらも同じように言うと紛らわしいので、こちらのFnキーは「エフエヌキー」と呼ぶ場合もあります。

【F1】~【F12】までの『ファンクションキー』の使い方は別の記事で解説しています。

この【Fn】キー。これ単独では何の役も果たしません。
他のキーと組み合わせて使うことで、その効果を発揮するキーなんです。

Fnキーのはたらき

ノートパソコンは、大きさの都合上、キーボードのスペースが限られますよね。
だけど、パソコンのキーには色んな役目を持たせたい、便利に使いたい。
そのために、限られた数のキーで色々な役目を果たせるために、【Fn】キーが活躍するのです。

【Fn】キーの多くは、青色や黄色であったり、Fnの文字をワクで囲ったりしてパソコンのキーの中でも見やすくしていることが多いのですが、あなたのパソコンではどうでしょうか?
わたしのパソコンのキーボードは、残念ながら他のキーと同じ白色の文字で【Fn】と書かれています。

一方、【Fn】キーと同じ色、同じようなワクで囲われているものがキーボード上にもありますよね。
もしくは、わたしのパソコンと同じように色分けされていないパソコンであれば、小さく文字やマークが書かれているかと思います。
主に【F1】~【F12】に文字やマークが書いてあると思うのですが、
それこそが、【Fn】キーで対応できるキーになります。

わたしのパソコンを例に説明しますが、
【Fn】キーを押しながら【F3】を押すと音量が上がる、
反対に【Fn】キーを押しながら【F2】を押すと音量が下がる。
【Fn】キーを押しながら【F1】を押すと音量がミュート(消音)になる。
また、【Fn】キーを押しながら【F6】を押すと画面が明るくなり、
反対に【Fn】キーを押しながら【F5】を押すと画面が暗くなる。

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こんな感じで、【Fn】キーと他のキーを押すことで、そのキー単独で使えない、隠れた機能を使うことができるのです。

パソコンが違うと同じキーでも機能が異なります

この【Fn】キーと組み合わせて使うキーの役割ですが、どのキーにどの機能が割り当てられているというのは決まりがありません。
パソコンのメーカー各社で決めているので、パソコン毎に異なります。

それでも、どのパソコンでも、どのキーにどういう機能があるのか、小さいマークや文字が表示されているので、そこからどういう機能が使えるのか、推測してみてください。

ちょっとした作業もマウスなしでキーボードで操作ができる

【Fn】キーでできる機能の操作は、もちろんパソコン上では他の箇所での設定で実現することができます。

たとえば、音量の調節をキーボード上ではなく他のところで設定しようとすると、画面右下の音量のマークをマウスでクリックして、音量を調節する。
液晶の明るさなら、ウィンドウズボタンから設定画面を開いてディスプレイの明るさ調整をする。
という具合に、何段階も工程を踏まないといけません。

メンドウクサイ・・・

こういうちょっとしたことがキーボード上の操作だけでできるということを知っておくと、非常に便利です。
この操作だけでも何十秒もの時短ができます。

音量の調整、画面の明るさのほかにも、
・内蔵の無線LANアダプターのON/OFF切り替え
・プロジェクターとの接続での画面切り替え
・画面のキャプチャ
などもできます。

できることが広がると楽しくなるのがパソコン

パソコンを使いこなせるようになると、出来ることの幅が広がります。
そうすると、苦手だと思っていたものも、だんだん楽しくなりますよ。

ぜひ、パソコンのキーボードを使いこなして、楽しくパソコン仕事の時短を目指していきましょうね。

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