おかえり

文字が好きです。音楽も大好き。 猫が好きだけどアレルギーで飼えないので猫のスタンプ作っ…

おかえり

文字が好きです。音楽も大好き。 猫が好きだけどアレルギーで飼えないので猫のスタンプ作って満足してます。

マガジン

  • my favorite song(s)

    お気に入りの音楽たちを丁寧に分析した利己的なマガジン。備忘録に最適です。友人のあの子は一体耳からどんな音楽を取り込んでいるのでしょうか。

最近の記事

Anniversary project.

まだまだ余韻冷めやらぬ、深夜の空港にて。 ついこの間、不安をたくさん抱えてここにいた気がするんだけど、今すっごく晴れやかな気持ちでここにいます。 たった半年、たった半年の準備期間。前のプロジェクトから1週間後には始動していた20期、長かったなって思ったけど終わってみたらあっという間だったね。 何から書いていいのか、何を思えばいいのかわからないくらい、たくさんのことがありました。 愛音がセブに来れないって分かった時、実はちょっと逃げ出したいような怖いような、ナーバスな気

    • decide my life

      いつ頃からだろう。 「あ自分の人生だ」って当事者意識が芽生えたの。 20数年間生きてきて、その時その時必死で生きてきて、何をするも何をしないも自分で決めてきた。 もちろん周囲の人の意見に流されることもあったし、今思えば「果たしてあれは自分の意思だったのか」みたいなこともたくさんあった。それは現在進行形かも。 自分が意志が弱い方の人間なのかもしれない、と何となく気がついた大学1年くらいからは、弱さを隠すのに必死だった。精一杯周りとかぶらないことをしようとした。 服も髪

      • アイナメ、おまえそんな色なのか

        水族館に行った。 土曜日で春休み。 家族連れでわいわい賑わう水族館。 水族館には刺身にする前の姿を知る勉強かなってくらい刺身でしか見たことない魚がいっぱい。 君たちの生きてる姿見たのは初めてだあ。 刺身だ〜って20回は言った。 でも水族館の魚はあんまり美味しそうじゃないね なのにそのあと魚食べたくなるのは不思議。 水族館には海や生き物を守るために自然が好きな人たちが、あんまりわからない人にもわかりやすく伝える工夫がいっぱい。 とくに地方の水族館はその地域にしかいない

        • 溶け込んだ、日常

          朝は大体ゆっくり起きる。 朝早く起きた日って1日を贅沢に使った感じがして、気持ちいいな〜って思うんだけど、それと長く寝れることのどっちが大切かと聞かれれば、迷わず後者を選ぶと思う。 9月6日、朝。起きたらいつもの自分の家で自分が1番大好きなベッドの上だった。 昨日までフィリピンにいたのに、成田からセブは直行便で5時間もあれば着く。成田から相馬は高速道路でびゅんと3時間半で着く。半日あれば私はなんでもないいつもの日常から、刺激的で心と頭がいっぱいになる非日常へと飛び込めるんだ

        Anniversary project.

        マガジン

        • my favorite song(s)
          2本

        記事

          牛の幸せは誰が決める?

          私なんちゃってベジタリアン。 固形の肉を食べない。鶏も豚も牛も。 ミンチになったハンバーグも食べれない。ミートソースパスタもほとんど食べれない。加工したハムやベーコンも苦手。 牛乳は体質的に合わないから飲めない。卵は火を通せば食べれる。大好物であり肉を食べない私の貴重なタンパク源だ。 魚は生の魚があまり食べられない。火を通していたとしても自分から積極的に魚は食べない。甲殻類や貝類は比較的好きな方。地元に帰ってきてから魚が美味しいので、美味しく調理してくれる飲食店で出して

          牛の幸せは誰が決める?

          3年半ぶり2回目のフィリピンに行った話

          長くなります。備忘録。まとまらないけど忘れたくない気づきのメモ。 2月後半から2週間弱、3年半ぶり2回目のフィリピンセブ島に行ってきました。 初めてセブ島に行ったのは、世界がまだコロナを知らなかった2019年の夏。 高校時代の友人がInstagramのストーリーで”フィリピンの子どもたちのためのオーケストラプロジェクト”を紹介していたのを見たのがきっかけ。 中高6年間吹奏楽部に所属していて、笑ってコラえての”吹奏楽の旅”に出てくるような厳しい練習も経験して、それなりに上

          3年半ぶり2回目のフィリピンに行った話

          年明けてからのことと今のこと

          2023年ももう1ヶ月が終わろうとしていますが、今現在私バスタ新宿から石川県金沢市へ向かう夜行バスに乗っています。 今年は人生で初めて年が明けてすぐシェアメイトと共に近所の神社へ初詣に行きました。 だがしかし見渡す限りのヤンキー。 この街の経済はヤンキーありきで成り立っているのだということを新年早々実感した2023年の年明け。 昨年末はバタバタしていて年越し蕎麦を食べるのを忘れてしまったので(そんなことってある?)初詣の後は年越しそばならぬ“年明けうどん”を。 深夜寒空の

          年明けてからのことと今のこと

          新千歳空港にて

          久しぶりにカフェに入った。 最初に目の前に座ったおばさんはピンクのマスクを外すなりピンクのスマホを見ながらニヤニヤ。30分ほどでコーヒーを飲み終えお店を後にした。 2人目は30代後半くらいのお姉さん。 新千歳空港内で働いている人だろうか。財布だけを持ってソフトクリームを食べている。しかもめちゃくちゃ豪快に。もはや舐め回している。publicなこの空間であの食べ方ができるのはもはや才能だ。 彼女もまた30分ほどで店を後にした。 そして3人目はこちらもまた空港内の飲食店で働

          新千歳空港にて

          11月後半のmy favorite SONG(S)

          朝から風が強くて、ずっと家が揺れている。 私の住む家は結構古いのと両サイドには家があるが後ろには家がないので、山から吹き下ろしてきた風(Not藤井)がダイレクトに家に当たる。 なんつー立地の家に住んでいるんだ、と思うがこの家はそんなに悪くない。駅までは歩いて10分。4人で住んでいるシェアハウスなので家賃も相場より相当安く済んでいる。 ただ、風だけはめちゃくちゃダイレクトに当たる。そして私は多分この家の住人の中でも最もダイレクトに風の当たる部屋に住んでいる。 しかも最悪なこ

          11月後半のmy favorite SONG(S)

          能ある鷹は爪を隠し眠たい猫はおてて隠す

          能ある鷹は爪を隠し眠たい猫はおてて隠す

          エミリーはパリでどうなるのか

          試験前になると突然あれもこれもとやらなきゃいけないことが浮かんでくる。期限があるものが極苦手なので、3日後に迫っているとある試験を前に、利き手である右手首の腱鞘炎を理由に受験を拒否しようとしている。私の右手首は異常に弱いので、ジョッキを4つ持った次の日にはシャンプーのポンプを押せなくなる。これは多分重症だ。 2022年11月12日(土)23:32 学生時代は好きな教科しか勉強しなかったタイプだった。得意な社会や国語はそれなりに自信を持って楽しく試験に挑めていた。根っからの

          エミリーはパリでどうなるのか

          11月前半のmy favorite SONG

          先日久しぶりに更新したnote。 大学の同期が読んだよ〜と連絡をくれました。 やはりシャットアウトしていたのは私の心だけで、気長にシャッターが開くのを待ってくれている友人が全国各地に離れていてもたくさんいることは多分、私の強みだ、恵まれているとはこういうことなんだろう。 つくづく私は誰かから「与えてもらって」ばかりである。 私はそんな愛すべき友人たちに一体何を還せているのだろか、と考える日があるのはきっと私だけではないと思う。 とある友人に言われたことがある。 生きている

          11月前半のmy favorite SONG

          1年越しの考察:花束みたいな恋をした

          絶対に劇場では見るまい、サブスク解禁するまで意地でも見ないぞ!と思っていた花束みたいな恋をしたを深夜夜更かししながらNetflixで見た。 なんでそこまで意固地になっていたのかというと、周りで映画を見た人たちのレビューを聞いて、ちょうど当時付き合っていた彼と別れたばかりのタイミングで見るのは、余計な感情移入をしてしまいそうだな〜と思っていたから。 ふたりの出会いと大学生活 まずは主人公の絹ちゃんと麦くんが出会ってから付き合って同棲して大学を卒業する前まで。 終電を逃して

          1年越しの考察:花束みたいな恋をした

          もったいないを尊重する

          「もったいないなあ」 とわたしはよく思います。 例えば、飲食店に行った時。 お話に夢中になって気づけばお腹がいっぱい。 お皿にお料理を残したままお店を後にする。 お腹がいっぱいになった人間は気持ちがいいけれど、残された食材はどんな気持ちなのだろう。 お皿に残されたお料理を見ると、いつも心がチクッと痛む。 例えば、今年の秋はニットベストが流行しているらしい。 ファッションサイトには、1000円でお釣りがくる価格のお洋服がたくさん売られていて、たくさんの人がそれを

          もったいないを尊重する

          私たちが失ったものは、思っていたより大きかった話

          私は音楽が大好きでたぶん、息を吸うように音楽を聴いている、という自負があるくらいには音楽が好き。 音楽の好きは人によって種類があると思っていて、どういう接し方をしているかに優劣はないとおもう。 だから当たり前かもしれないけど聴き方も楽しみ方も絶対に想像できないくらい種類があると思っている。 わたしはライブが好きだった。 生の音がわたし全部で好きだった。 身体の全部を使って音を浴びて、血液みたいに身体中を音が巡る感覚が好きだった。 言うまでもなく、こんなご時世でかれこ

          私たちが失ったものは、思っていたより大きかった話

          旅をした時の話

          今年の年明け ちょっとコロナが落ち着ている時に 東北を一周した。 わたしは東北の南で生まれて ずっと太平洋を見て育ってきた。 だから海はどこまでも青くて 穏やかなものだとおもっていた。 雪は膝までしか積もらないと思っていた。 人間が自然と一緒に生きる、と言うのは 海と共に生きることだと思っていた。 海のある地域ではどこでも 美味しくて大きな魚が 毎日水揚げされて、それを求める人で 街は賑わうのだと思っていた。 けれど海と人間は白い壁によって 隔たれなくてはならない

          旅をした時の話