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オランダ教育視察に行ってきます。

オランダとはこれまで縁遠い人生を送ってきましたが、ここ半年くらいの間に、オランダに移住してリモートワークし始めた友人がいたり、オランダで起業した友人がいたり、あとは大学時代にお世話になった方がオランダの教育視察をコーディネートされてたり。オランダとの距離が勝手に縮まる機会があり、もうこれは行くしかないということで、決まりました。

9/29~10/10までオランダにいます。

200人集まれば誰でも学校を作れるという衝撃

オランダには「学校設立の自由」があります。200人子供が集まれば、誰でも自由に学校を設立でき、国からの補助が出ます。

日本国内でも最近は公・民共に新しいコンセプトを打ち出す学校設立が目立ち始めました。ただ、一条校ではない民営の学校に関しては、日本ではまだまだ国からの経済的支援はなく、厳しい現状があります。資本主義社会がベースの今は特に。

私も以前まで、フリースクールの立ち上げと運営に関わっていましたが、熱意ある代表とそれを支えるスタッフの努力があってこそ成り立っていました。
(こちらに関しては今も引き続き、代表とスタッフの熱意と努力により継続的に運営されており、時々近況を聞けるのが楽しみでもあります)

そのため、オランダと日本ではベースが異なるということと、政治・経済・文化・歴史が異なればそこに必要な教育も変わってくるという前提がありますが、その上で、子どもの幸福度世界一とも言われたオランダの教育は一度は生で見たいと思っていました。また、オランダの教育の根底にはコーチングがある、という点も興味深いです。

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オランダの教育について

北欧の教育はよく注目を集めていますが、オランダもその一つです。ユニセフが発表した『先進国における子どもの幸福度』調査(5年毎)で、オランダは2007年、2013年と連続で総合1位になっています。中でもより注目を集めるものとして「オルタナティブ教育」があります。モンテッソーリ、フレネ、シュタイナー、ドルトン、イエナプラン等。その背景の一つとして、先ほどもご説明したオランダの教育制度があります。

・学校選択の自由(自由に学校を選択)
・学校設立の自由(200人で学校設立可能)
・教育方法の自由(教材や教育方法等)

このような自由な教育制度と国からのバックアップにより、様々な先進的教育が生まれています。

※上記のようなオルタナティブスクールがメインというよりは、全体としては少数派で10~20%と言われています。

視察の内容について

オランダ・デルフトにて、初等教育学校、中等教育学校を計3校視察してきます。Multiple Intelligences Theory(多元的知能理論)を導入している学校を主に見てきます。

大学時代に、あるきっかけから人の根本的な成り立ちに興味が湧いて、大学の図書館をうろついてたところ「多元的知能の世界」という書籍を見つけて、衝撃を受けたことを覚えています。

1983年、ハーバード大学教育大学院認知心理学教授、ハワード・ガードナー氏が提唱した理論です。日本ではIQなどでも測定される言語的知能・論理数学的知能等が一般的ですが、人間には8つの知能・知性があると発表し、従来の知能という概念を大きく前進させたと言われています。

①言語的知能 (Verbal - Linguistic)
②論理・数学的知能 (Logical - Mathematical)
③空間的知能 (Visual - Spacial)
④音楽的知能 (Musical)
⑤身体運動的知能 (Bodily - Kinesthetic)
⑥対人的知能 (Interpersonal)
⑦内省的知能 (Intrapersonal)
⑧博物的知能 (Naturalistic)

詳細は下記のリンクにてご覧ください。

近況と告知

そもそも岡田は最近何をやっているんだという話がありますが(とか言って誰にも聞かれないので勝手に書きますが)、最近は主に3つのことをやっています。詳細はまた勝手に話します。

・ローカル起業支援(http://nextcommonslab.jp/kaga/
・エグゼグティブコーチング(CxO・フリーランス・管理職向け)
・教育プログラムの企画実施(小学生から高校生向け)

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この教育システムは正しかったのか、結果が出るのはその子供達が社会をつくり始める10年50年100年先と中々息の長い取り組みですが、これからの3年から10年くらいの間に(期間は適当です)、ここ石川の地域性を活かしながら世の中へ発信できる教育モデルを一つでも形にしたいと考えています。

というわけでオランダ教育視察では、「教育」というスポットではなく、その教育がどのような背景から生まれて、結果としてどのような社会構造を作り始めているかというエコシステムとしての繋がりを意識的に確認できればと思います。

視察内容をまとめて報告会を開きたいと考えています(恐らく)。オランダのここに興味があるという方いらっしゃれば、合わせて見てきたいと思いますので、ぜひご連絡ください。

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