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子どもにつくれる社会科マップ

オープンデータで遊ぼう。自分たちで社会科の地図帳を作ってしまおう。

2012年6月、日本のオープンデータに関する取り組みとしても、ごく初期の頃といえるワークショップが国際大学GLOCOMで開催された。オープンデータを用いたアイディアソン・ハッカソンだ。

そのアイディアの根本は、「オープンデータを子どもたちに開放しよう!」というものだ。

イメージは、学校で使う地図帳だ。そして地図帳のいろいろな地図を、大人が用意したものではなく、自分たちで作ってしまおうというアイディアだ。

地図

この取り組みの目的は、1) オープンデータと地図を組み合わせ、情報が地図に重なっているマップを作ること。2) そのために子どもでも簡単に地図と情報を重ね合わせられるツール群を用意すること。自分たちの手でそんな地図帳を作ることで、3) 新しい視点の発見や発見したことを共有する喜びを感じてもらうことだ。その結果、オープンデータの取り組みが促進されれば良いと私たちは考えたのだ。

誰かが作ったマップがいろいろあれば、自分たちでもそれを応用して、さらにいろいろな地図が作れる。クックパッドのような楽しさが生まれるだろう。同じ情報を使っていても、見せ方でまったく異なる見え方をすることも実感できるだろう。

夏休みの自由研究、全国でのコンテスト、企業がCSRでデータを提供など、広がりもいろいろある。

僕らのチームは残念ながら入賞ことはできなかったが、今でも、結構良い取り組みだったと思っている。シンプルなアイディアだが、いまでもその価値は変わらないはずだ。

【当時のプレゼン資料】


訪問していただきありがとうございます。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。