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茶碗酒

たまにはね。仕事もなんとか一段落し、サクッと独り飲み。

最近は都内で飲むのもしんどいし、もっぱらに近所の「おばら」。

行けばなんだかほっとして、ちょっとだけ元気になれる。美味しいお酒が飲める。おばらの公式サイトの言葉に偽りはない。

おばらが創業してから60年を超えました。とはいえ老舗で格式高い店のようなイメージとは異なり、ごく家庭的なお店です。お客様が元気になって帰ってくださることが何より嬉しく、いつもそんな役割を果たせたらと願っています。どうぞお気軽に暖簾をくぐってくださいませ。

お店では日本酒は枡に江戸切子で出てくる。ただ、あるとき、横浜での落語会の後で、落語の中での茶碗酒の飲みっぷりがあまりに美味しそうだったので、「茶碗でもいいかな~」と頼んでみた。以来、ときどき茶碗酒で飲む。

二代目の女将のお母さんも落語が好きだし、ちょっと気取っているとは思うけれど、それも贅沢というものさ。利き酒師でもある三代目の女将のかおるさんによれば「江戸時代のお酒は今よりもたぶんアルコール度が低くて茶碗でぐびぐび飲むのにちょうど良かったのかもです」とのこと。確かに茶碗であっても落語みたいには飲む感じではない。もったいないしね(^^;)

久しぶりに「おばら」に寄ったら、三代目のかおるさんが「茶碗で召し上がります?」と聞いてくれた。落語会の帰りではないけれど、確かに今日は茶碗な気分だ。

酒の銘柄は、根が無精なので概ねかおるさんにお任せ。それでもかおるさんの選んでくれる銘柄は確かにその日の気持ちにあっていたりする。今日の日高見はラベルも新しい「酒でやるなら日高見だっちゃ」。飲みやすく「ああ、これが飲みたかったんだ」と思う。。。

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長居すると暖簾を下ろすまで居てしまう。隣の人と少し話もしたし、日高見を2杯、さっと飲んで、帰宅。

訪問していただきありがとうございます。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。