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坂戸日記 2024.05.04

2024年5月2日(木)晴れ。天気予報だと昨日よりも気温は上がるとのこと。ウェザーニュースで履歴をみると14時頃に29℃だったようだ。確かに日差しが暑かった。日陰に入ると爽やかなところが5月らしい。

近所に「坂戸市健康増進施設(サンテさかど)」という、目薬なんだか薬屋なんだかよくわからない施設がある。水泳教室に通うことにした。

サンテさかどのキャッチフレーズは「多くの市民が集う、健康・交流づくり拠点」。その意気は買いたいが、近くには餃子の満州の工場もあってお持ち帰りもできるはずだ。健康増進なんだからなんだか、ちょっとよくわからない気もする。でもいいんだ。満州のサイトをみると「母の日はぎょうざを贈ろう」って。こういう手前味噌な感じは嫌いじゃない。

今日から「サンテさかど」の(大人のための)水泳教室に通うことにしたのは、ドロシーに「いくらなんでも太り過ぎ」と奨められたため。本当はBカップ・妊娠9ヶ月の身体を人前にさらしたくはないのだ。

事前に、どのクラスにしようかと迷って電話で問い合わせた。子どもの頃は結構泳げたのだけれど、久しぶりだし、「クロールで長く泳げるようになりたいんです」と伝える。

クラスは「はじめてみよう」「泳いでみよう」「レベルアップ」と3つ。クラスの違いは50分の間にどれだけの距離を泳ぐかの差だという。結局、一番初級の「はじめてみよう」がよいでしょうと奨められる。まぁ、確かに久しぶりだし、クロールだと25 mでフラフラになるし、案外そんなものかもしれない。

クラスが始まる少し前について、少し泳ぐ。背泳ぎはまったくダメだった。クラスが始まる5分ほど前には上がってプールサイドで休んでいたら、「岡田さんですか?」と男性に声をかけらえる。年は私と同じくらいか。

「水泳教室の先生ですか?」
「ええ」
「他の生徒さんは?」
「今日は岡田さんだけです」

え、そうなの? まさかの個人レッスン。

個人レッスンということもあり、ごく簡単なところから。

まずはプールを歩く。次は後ろ向き、横向き。で、その後、「力を抜いて浮かんでみてください」と言われ、次はバタ足、腕だけでクロール。個人レッスン状態だから、こちらのレベルに合わせてくれる。バタ足も腕だけクロールも「もっと力を抜いた方がいいですね」と指導される。なるほど。

結局、この日は息継ぎをしながらクロールでゆっくり泳ぐところまで練習する。頭が沈みすぎていたり、肩や腿に力が入り過ぎていたりをするところを指摘された。そうか、頑張って泳いでたのか。そして意外とうまくできない。クロールなのに身体が回ってしまったり。クラスは50分なのだけれど、結構、ヘロヘロになる。

施設から表に出ると日差しがだいぶ強くなっていた。久しぶりにプールで泳いだ後のフラフラとした感じ。バスで帰りたいなぁ。でもドロシーには「バスで帰ったらダメだからね」と釘を刺されている。トボトボと帰宅。知らない人がみたら、きっとなんか可哀想な人だったと思う。

昼過ぎの関越自動車道は下りがやや込み。4連休2日目の昼だから、比較的近場に行く人たちなのだろう。

帰宅後、昼食をたべ、そのまま少し昼寝をして、その後、カント『純粋理性批判』(光文社古典新訳文庫、中山元訳)、第3巻の解説部分の続きを読っむ。夜に読了。

訪問していただきありがとうございます。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。