自転車を借りて、隣の駅に買い物にいく

稲城市は坂が多い。川崎市中原区から引っ越してきたときにそう思った。

稲城市も川崎市中原区も多摩川の右岸にある。どちらも多摩川右岸の国分寺崖線を含む。だから川から離れれば坂が多いエリアになる。ただ、中原区の方はそれが多摩川からだいぶ離れた場所から始まるのに対し、稲城市だと南多摩駅のある是政橋ではすぐに城山公園の上り坂になる。

引越した先のすぐ近くを三沢川が流れている。最寄り駅の稲城駅がある京王相模線も三沢川に沿って走っている。だから、稲城駅から隣の駅の若葉台駅に行くには三沢川沿いの道を行く。三沢川は谷戸といってもよいほどの狭い谷状の場所を流れており、三沢川沿いの道は交通量の割に道幅が狭い。そして稲城駅近くから若葉台までずっと緩い上り坂が続く。

三沢川の谷を挟む高台にも、三沢川に平行して道が走っている。気持ちのよい道だが、三沢川の高さから高台に上がり、また降りることになる。

家から5分の稲城市役所にシェア・サイクルのステーションがあって、そこには電動機付き自転車が置いてある。4月からテレワークが続き、運動不足も加速し、だから坂が辛い。だから電動機付き自転車はありがたい。