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海まで歩く(Day 3)
春までには海まで行こう。そう思って歩いた3日目。前回は1月5日・6日で、荒川の支流、高麗川の家の近くにかかる粟生田大橋から、高麗川と越辺川の出合い、越辺川と荒川の出合いを経て、治水橋まで歩いた。次は桜の咲く頃にと思っていたが少し遅れてしまった。
大宮まで電車で移動し、バスで治水橋堤防に向かう。治水橋は「ちすいばし」だとばかり思っていただが、「じすいばし」だということを知る。この辺りで荒川にかかる橋はどれもかなり長いが治水橋も800メートルを超える。土手の内側にゴルフ場や田んぼ、運動場などがあるからだろう。
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治水橋が架かっているの海から42 km。ランナーであれば今日中に海まで行ける。いや、ランナーでなくても、時速 5 kmで歩ければ、歩き出しが11時であれば、夜には海に届く。そう希望は常に心に抱くべきなのだ。
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歩いているといろいろなものがある。逆にいうとそれ以外は何もない。ときどきそこにいる景色を眺めている人と話すぐらいだ。
「どこから自転車で来られたんですか?」
「川越だよ。ゴルフ場にもよく来るしね。おたくは?」
「今日は治水橋から歩いてますが、何日かわけて坂戸から歩いてきました」
「ほう」
「今日は戸田橋ぐらいまで歩けたらなって思って」
「戸田橋は遠いなぁ。かなり遠い」
「ですよねぇ。日和って朝霞台ぐらいかな」
結局、日和って、朝霞台にも届かなかった。残念なことはいつもある。
で、歩いているといろいろなものがある。たとえば、排水機構という建屋。たぶん、何かの排水の機構なのだろう。その奥には川?がある。
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調べてみると「びん沼川」というらしい。川だか沼だかわからないが、地図をみると川越の方から流れてくる新河岸川がびん沼川となり、そして排水機場が何かをしているらしい。たぶん、排水だろう。頑張ってほしい。
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昨日の気温31℃ほどではないが、それでもかなり暑い。それでも風が吹いているので助かる。7 kmほどあるいたら疲れてきた。不思議な施設は、秋ヶ瀬取水場に続く施設。そうか、川が増水しときも取水門まで行けるようになっているのか。
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「海まで歩く(Day 3)」は秋ヶ瀬橋までで終えた。ぜんぜん戸田橋ではない。バス停から志木経由で帰宅。
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