坂戸日記 2024.09.21

2024年9月21日（土）曇り、一時、雨。

ここのところ毎日スロージョギングができている。時間にすれば30分弱だが、気温が30℃を下回ってきたのが大きい。今日も走ったので連続8日になる。

土曜日なので市民プールまでいつもの超スロージョギングで向かい、途中から歩く。曇り空だったので走りやすかった。

10時にはプールに着いて、今日はレッスンの時間までスカーリングの練習をしてみた。この練習はいい。多少混んでいても人が少ないところでそ～と練習できるからだ。

レッスンは今日も生徒は一人。だいたいやることはルーチンで決まっているようなのだが、今日は新しく《25 m水中を走って、すぐに25メートル泳いで戻る》×4回というメニューが加わった。

はっきり言ってしんどい。ゆっくり楽に泳げるようにと習い始めたので、しんどい運動を求めてはいないのだけれど、コーチは「これは体脂肪を燃焼させるのにいいんですよね。痩せるのには効果があるんです」と嬉しそうにいう。確かに少し体重を落としたいとは思ってはいるけれど、しんどいのは厭だし、他の人から「痩せたいんでしょ？」という感じで指摘されるのはちょっと凹む。まぁ、トドみたいな体型で来ているので、客観的には「痩せたいでしょ？　わかりますよ」という気持ちになるのもわかる。黙って「はい」と言ってメニューをこなした。

その後、少し背泳ぎの練習。子どものときはもっと上手に浮かべたんだけどなぁ～と思いながら、頭を少し支えてもらいながら進む。久しぶりに鼻から水が入って辛かった。呼吸のタイミングがすぐにずれてしまう。

帰りも歩いた。折角だからと市民プール近くのスーパーで買い物をする。昨日見たテレビで作っていたカツオのガーリックステーキを作ってみようと思ったのだ。帰宅してドロシーにそのことを話すと「あら、でも、今日は鰹のお刺身よ」という。被ってしまった。ガーリックステーキは明日とされた。

午後は、『《ニーベルングの指環》教養講座』第7章・第八章《ジークリート》を再読する。読んでいる間、一人バイロイトを気取ってジークフリートをiPadでかけていた。少し耳慣れてきたかもしれない。

《ジークフリート》は予定の範囲を読み終えたので、先日から読んでいる水島治郎『ポピュリズムとは何か』の続きを読む。自分が生きている、まさにその現代史について、自分はこんなにも無自覚だったのかという気にさせてくれる本だ。アルゼンチンの戦後ポピュリズムの動向についてもまったく無自覚だったし、デンマーク・オランダ・スイスの1970年頃～2010年頃の状況については「そんなことが・・・」という気持ちになった。

ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書 2410)

明日は『ポピュリズムとは何か』の続きを読んで、《ジークフリート》のDVDも観よう。