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坂戸日記 2024.10.19
2024年10月19日(土)晴れのち曇り ときどき雨。
市民プールの近くに「ぎょうざの満州」の工場がある。川越に本社がある会社で埼玉・東京・神奈川などで外食チェーンを展開している。坂戸に来るまでそういうチェーン店があることをドロシーも私も知らなかった。
昨日テレビを観ていたら工場直販の特集をしていて、この「ぎょうざの満州」の工場も取り上げられていた。この工場は練習のために通っている市民プールの隣にある。「明日、水泳のクラスの後に行ってみる?」とドロシーに尋ねると「行ってみたい」という。
水泳のクラスは10時50分からだが、市民プールが開くのが10時からなので、私だけ家を9時に出た。今日の市民プールまでのスロージョギングは、5分×4回というメニューで、いつもの「ゆっくり」ではなく「ふつうに」走れという指示。前回、同じ指示で頑張ったがすぐに脈拍が150を超えてしまう。今日はどうしようかと思ったが、ままよ、と「ふつうに」走ってみた。インターバルで30秒歩く部分以外は概ね7分半/キロのペース。指示のペールが8分~8分半だから頑張り過ぎてしまった。市民プールに着く頃にはヘロヘロになる。
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クラスまでクロールのスカーリングの練習と背泳ぎの練習をする。スカーリングはなんとなく自分では出来るようになってきたような気がする。背泳ぎは呼吸が上手くできず、すぐに鼻に水が入ってしまう。
クラスの方は生徒は2人。もう一人の人は平泳ぎを練習中らしい。ふたりで前半はクロールの練習をし、後半は私は背泳ぎ、もう一人は平泳ぎの練習になる。背泳ぎはまだまだでコツがなかなかつかめない。ああ、それにしても端からみるとラッコのような可愛さもなく、トドの背泳ぎのような状態なのだろうなと思う。思うが思わないでいるしかない。
11時40分に水泳のクラスが終わったので外にでるとドロシーが既に待っていた。二人で「ぎょうざの満州」に行く。昨日のテレビの影響か少し混んでいるような気がする。二人で、チャーハン、レバニラ炒め、餃子、水餃子を注文し完食。ジョギングと水泳で使ったエネルギーはすべて補完された。
「ぎょうざの満州」を出て、ちょっと先のパン屋まで歩く。既にヘロヘロの二乗でパン屋が遠い。なんとか到着し、「別腹ドーナツ」120円を購入。ドロシーはカボチャプリンとシベリアとカフェオレを買う。私は子どもの頃、シベリアを食べたという記憶がないが、ドロシーはよく食べたという。カステラに餡子もしくは羊羹を挟んで食べようなんて、誰が考えたんだか、ずいぶんと甘党の食いしん坊だ。「別腹ドーナツ」はびっくりするほど口の中の水分を奪うものだった。この感覚は久しぶりだ。ドロシーも「うん、確かに口の中の水分が奪われるわ」と言っていた。
フラフラと100円ショップなどを冷やかしながら家に戻る。途中でドロシーは「雨が降って予報だし、先に帰るわ」と行ってしまう。疲れているのでフラフラと見送る。そこで「あれ、午後って何か予定が・・・?」と思い、Googleカレンダーを確認すると歯医者の予約をしていた。やばい、やばいと倍速で歩いて帰宅。歯医者の前に餃子。申し訳ない。気持ちだけ歯を磨き、歯医者へ。歯はどこも悪くないが引っ越して感じのよい歯医者さんが見つかったので定期的に行くようにしはじめたのだ。よかった。遅刻せずに到着できた。疲れてグッタリした状態で歯の手入れをしてもらう。少し眠くなる。歯磨ききちんとできてますねと褒められた少し嬉しい気持ち。
夜、子どもとラインで少し話す。二人で『百年の孤独』のどこが面白かった、ここが面白かったという話をする。彼は次は『ユリシーズ』だそうだ。