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日記・雑感

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どうでもいい日々の雑感
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2020年10月の記事一覧

歩活2020

会社の健康保険組合の主催する「みんなで歩活」に参加している。 リンクにあるようにチームで参加するものなので、会社の同僚と6人でチームを作ってエントリーした。 ついでにベルトを新調して記念写真を撮影した。 極めて遺憾な写真だが事実としてここに記す。 っち。

ミドルネームの思い出

30年ほど前のある日、職場の山田くんが突然、「論文を書いたときにミドルネームがあった方が格好がいいですよねぇ。ほら、H, T, Yamadaとか」と馬鹿なことを言い出した。 山田くんは、宮澤りえが写真集『Santa Fe』を出したときに「ギャラはいくらだったのかなぁ。2億円くらいかなぁ。2億円貰ったら俺だったら □※?#■だって見せちゃうな」と言って顰蹙をかった逸話を持つ。私はそっと聞き流した。 その頃、フランスから日本に研修で来ていたシュミットさんご夫婦に女のお子さんが

日本語を振り返る時間:杉本苑子『秋と冬の歌』

いつ買った本だろう。奥付を見ると昭和60年12月20日第一刷発行とある。1985年、まだ学生だったときだ。 秋立つ日という章には、中村草田男の俳句がさりげなく置かれている。秋の気配を感じるのではなく、秋立つ日にふさわしい《やや寒》という季語。無髯の耶蘇が掛けられた壁を《やや寒》という一言で言い尽くす感性。 この本を買った時、自分が何を感じたか、なぜこの本を買ったのか、もう思い出せない。ずっと本棚の奥に置かれていたこの本は、捨てられもせず、だからといって繰り返し読まれたわけ

自転車を借りて、隣の駅に買い物にいく

稲城市は坂が多い。川崎市中原区から引っ越してきたときにそう思った。 稲城市も川崎市中原区も多摩川の右岸にある。どちらも多摩川右岸の国分寺崖線を含む。だから川から離れれば坂が多いエリアになる。ただ、中原区の方はそれが多摩川からだいぶ離れた場所から始まるのに対し、稲城市だと南多摩駅のある是政橋ではすぐに城山公園の上り坂になる。 引越した先のすぐ近くを三沢川が流れている。最寄り駅の稲城駅がある京王相模線も三沢川に沿って走っている。だから、稲城駅から隣の駅の若葉台駅に行くには三沢

菩薩半跏像

同僚の原田くんと世間話をしているうちに、ミンツバーグの話になった。 「ヘンリー・ミンツバーグの「マネージャーの職務:その神話と事実との隔たり」というHBRに掲載された論文を読み直しているんだよ」と話したら、原田くんも「ミンツバーグはいろいろといいこと言ってますよね」という。 原田くんは、アート・クラフト・サイエンスの3要素の話が気に入っているという。原田くんがまとめてくれた主旨はこんな感じだ。 原田くんは、理系であるにも関わらず、デジタルとアナログのバランスが取れている

屁糞蔓(ヘクソカズラ)

美しいくも可憐でもないが、いくらなんでも「屁糞蔓(ヘクソカズラ)」という名前は少し酷い。 別名「灸花(ヤイトバナ)」「サオトメカズラ」。古くから、しもやけの薬として利用されていたという。「写真で見る植物用語」によると、ヘクソカズラは左巻き、ヒルガオは右巻きなのだという。 植物界にもしTwitter(X)があれば、絶対、炎上案件の命名。