ひとりで生きる
脳科学者の中野先生が好きです。特に「ひとりで生きる」という著書がお気に入り。親しい知人2人は、同じ本を読んで、「もう私はひとりで生きます」と言っていた。そう感じてしまう本なのかもしれません。実は私もそうで、この本を読んでから、ひとりで生きるフィルターというかメガネをかけてしまいました。
一応、親しい知人について、説明しておきたい。親しい知人を友人といい、親しくない友人を知人というらしい。伊坂幸太郎先生のある小説の一文にあった。まあ、友人と言ってもいいかもしれないけど、距離は保ちたい方なので、こう表現する。
昔、「キミの距離の取り方、草。」(原文ママではなく、ニュアンス)と言われたことがあり、こういうところだなと自画自賛する。だれもほめないので自分でほめる。ご機嫌になる。いい感じだ。
距離感でひとつ思い出した。親しい友人(中学校の同級生)と少し前に会った。フォトグラファー・デザイナー・クリエイター・コンサルティングのような、今どきの仕事をしていた。「一歩じゃなくて、半歩進めてみよう」ということを繰り返し言っていた。一歩は無理やけど、半歩ならいけるかな、ええこと言うなあと思った記憶がある。人との距離もそうやなと考えていた。
つづく。
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