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これからの時代 平凡なサラリーマンこそがやるべきこと

 初めまして、こんにちは。岡田健太郎と申します。私は株式会社電通デジタルと言うデジタルマーケティング企業に勤めており、クライアント様のマーケティング課題をデジタルを使って解決する仕事をしています。

 2020年から新しくnoteを始めることにしました。目次だけでも見て行ってください。

自己紹介

 2008年にUSENに新卒で入社し、24歳で全国粗利獲得第1位を獲得。26歳でサイバー・コミュニケーションズと言うインターネットの広告会社に転職。27歳から5年間、電通と言う代理店を経て31歳で電通デジタルに在籍。33歳の時に新事業部を立ち上げまして、翌年部長に着任。日々、事業企画の目線で仕事しています。

それでは本題に入っていきたいと思います。
 大企業で働いているとか高級な外車を持っているとか、いわばステータス重視の方もいるかもしれません。しかし、これからの時代はますますステータスで人の価値を図ることは出来なくなってきます。その時、自分の価値を高めるための僕が思う3つの要素について書いています。

1.アウトプットする重要性を知る

 最近やたらとアウトプットをしろ、と色々なところで言われるようになった気がします。確かにアウトプットすることは大切ですが、なんでアウトプットがそんな重要なんだっけ?と言うことは意外と説明されていません。 

 アウトプットの重要性は、それを実施することで「良質なインプット」を得られると言うことだと考えています。

ここで言うインプット大きく分けて2つのパターンがあります。

1.アウトプットするために自身の努力でインプットする
2.自分の意見をぶつけるからこそ、適正なフィードバックがもらえてさらに発見する

です。

 それに気付いたのは2019年11月に行われたad:tech tokyo(アドテックトーキョー)に登壇させて頂いたことがきっかけです。
※ad:tech(アドテック)とは、アジア最大規模のマーケティングカンファレンスで、マーケティング業界・広告業界を中心に、広告主・広告代理店・ソリューションベンダー・メディアなど、各ジャンルのマーケターが一堂に集結するイベントです。
 僕はそこで、働き方改革についてお話させて頂きました。

 ad:techの様な登壇系のイベントでは今までの経験から来るインプットが「あったからこそ」アウトプットが出来ると思われがちですが、何かをアウトプットしようとする時、実際はかなりのインプットしないと上手く行きません。これが1つ目のパターンです。

 僕は大勢の前で自身の知見を話すのが初めてだったので、登壇の日に向けての準備として、経験した先輩にアドバイスをもらったり、登壇の動画をYouTubeで見たりと、実はかなり研究をしました。

 その甲斐あって当日は上手く話が出来たと思います。これはアウトプットの機会がなければ絶対に学習しないジャンルの話だったと思っております。

 2つ目の話として、今までは、自身の知見や考えは自分の中に「貯めておいて」使うべきタイミングで放つことによりパワーを発揮すると本気で考えていました。それも一つ情報の発信方法としてはありかも知れません。

 しかし、ad:tech tokyo で一緒に登壇させて頂いた方々は僕とは全く違う感覚で、とにかく自身の知見をアウトプットし続けていたのです。普段は競合になるかも知れない他社に対しても惜しみなく出していました。だから、僕自身もかなり心のハードルを下げてアウトプットを実施し、来場者と登壇者に伝えることができました。

 その結果得られたのが、僕の意見を聞いた人たちから僕が思いもよらないフィードバックでした。自分の中に「貯めていたら」決して得られることのないものでした。こうして僕の「思考はさらに磨かれること」となりました。

 このようにアウトプットは自然と努力し、さらに他者からのフィードバックと言う2つの良質なインプットがあるため、成長の「深さ」と「幅」が両方取れる!と言うことなのです。

2.思考の言語化を行う

 仕事をしていて、モヤモヤしていて、上手く言葉で表現出来ないことって本当に多くありますよね。なんとなく課題感はあるんだけど、それがなんなのかわからない。

 それを解決出来るのが、思考の言語化です。思考の言語化とは、そのままで「思ったことを言葉にする」ってことです。
 
 自分の考えを整理し、言語化して相手に伝えると言う事はビジネスは愚か人付き合いをして行く上で最も必要とされるスキルだと考えています。
 
 なぜ、言語化が必要なのか。それは自分の頭の中を

「理解した」

状態にできるからと言うことです。

 実は自分の頭の中なのに、理解できていないことが多いのです。これをちゃんと言語化し、文字にした状態になることで、初めて人は頭の中で理解したことになります。

 では、「理解する」とどんな良いことがあるのか。

・正しい解決策が打てる
・自身の成長を促すことができる
・育成に効率的
etc...

とあげればキリがありません。

つまり、言語化は「人を動かす」強力な力があるのです。
この言語化は普段から課題意識を持ち、習慣的に取り組んで行かないと身につくものではありません。

 ただ一つ言えることは僕が今まで出会った人の中で仕事が出来る人は必ずこの言語化がとてもうまいです。
 相手に伝わるように自分の思考を言語化することはビジネスを成功させる、最大かつ最小単位のスキルだと思っています。 

3.影響(価値)を与えること

 アウトプット価値を知り、上手く自らの思考を言語化させることが出来たらそれを出来るだけ多くの人に届けることが重要です。実は自分が大したことないと思っていても伝えることで人の成長を助けたり、心を救うことがあると思います。

 僕が思う影響(価値)を与えると言うのは、まずは「そばにいる誰か」に対してで良いと考えています。身近な同僚や後輩、または先輩や上司、お取引様に自分の持っているものを与えるのです。実は、僕たちの言葉を欲しているのはクライアントだけではなく、特に身近な人々だったりします。

 例えば後輩が困っている時、「先輩が提案で心がけていることはなんですか?」と聞かれたりすると思います。これは人によって回答が違います。そして、正解はありません。しかし、あなたの視点から見た回答を行なった時、その目線は後輩にはない可能性が高いです。これがあなたの価値になり、他者に影響を与えたことになります。

 この行為は「人に影響を与えるんだ!」と言う気概だけではうまくはいきません。自分の価値を再認識し、自分にしか出来ないことに自信を持ち、そして行動することです。他者に影響を与えられる「個人」が、今後どんどん社会的に必要とされてくる時代です。

 今は、Twitterやnoteと言うような言語や図式がすぐにアウトプットするツールが多く存在しますので、まさに自分の影響範囲を広げるために(価値を広げるために)発信を続けている人がいます。もちろん、時代に則るなら、このようなツールを生かして発信していくことも、大切かも知れません。
 ただ、それが全てではありません。自分の価値はどこにあるかもう一度見つめ直してみると良いかもしれません。 

まとめ

 これからの時代はどこの大企業で働いているとか高級な外車を乗っているとかで人の価値は全くと言っていいほど、語れない時代になります。

 自身の経験や考えを人に与えて、共感を生む人が「価値ある人間」になる時代になります。その時代の中で

1.アウトプットの重要性を知ること
2.思考の言語化をすること
3.他者に影響(価値)を与えること

が重要と考えました。

 僕は思考を言語化することが苦手です。なのでアウトプットすることにしました。そこで誰かに読んでもらうためにインプットをする。このように僕も成長をしていきたいと思います。
 
 今後も様々なビジネスシーンを切り取って、僕の頭の中を整理した上で、読んで頂いている皆さんのお役に立てるような記事を書いて行こうと思っています。
 
 人の心や行動に変化をもたらすことの出来る人間になる。今日はその一歩目。今後も応援してくれると嬉しいです。

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