【マーケターは打算的になるな!】ウェブライダー松尾さんのウェビナーを見て感じたこと
どうもこんにちは。
グロースハックラボの岡部です。
先日ふとYouTubeで見つけたセミナーにめちゃくちゃ感銘を受けました。
マーケターなら一度は読んだことのある「沈黙のWebシリーズ」の著者である株式会社ウェブライダー代表の松尾さんのセミナーです。
(インパクト強い表紙やし、見たことある人も多いと思います)
マジでずっと最近モヤモヤしてたことが言語化されたので、マーケターにはホントに見てほしいと思いました。
1時間半くらいあって結構長いんですが、マジで見る価値ありです。
セミナーの構成
「コンテンツ事業思考2020」がテーマですが、2024年現在も通用するし、おそらくこれから先も通用する普遍的な内容です。
ウェブライダーさんがコンテンツ制作で大事にしている7箇条についてお話されています。
打算的にならない
プロセスの見える化による、信頼性向上
プレゼンス(存在感)を高める
エンゲージメントライティング
マイクロコンテンツ
言葉を定義し、哲学的にアプローチする
切り口を増やし、世の中に情報を増やす
どれもすごく共感できるし、自社にも取り入れたいと思いました。
純粋にすごいと思うし、だからこそ自分がウェブライダーさんのコンテンツに心動かされてるんだと気付けた。
特に感銘を受けた部分
どれもすごく大切なことですが、「打算的にならない」にすごく感銘を受けました。
「なんか最近マーケティングが疲れたなー、おもんないなー」と感じることがあったんですが、ここに原因があった気がします。
ちなみにウェブライダーさんでは、打算的の意味をこう定義しています。
マーケターの宿命だと思うんですが、成果を求めるとどうしても打算的な姿勢になってしまうんですよね。
だってマーケターの役割って売上を増やすことやし、どうしても成果やお金の方に目が行きがち。
SEOで1位を取るだとか、どうすればCPA改善できるか、CV数を増やせるかとか、ついついこういうことで頭がいっぱいになる。
しかしこれって純粋におもんないんですよね。
でも当然社内や顧客から成果は求められるし、気持ちと板挟みになる。割り切れるタイプの人もいるかも知れないけれど。
けど、長期的に見た時にやっぱり打算的な姿勢ってめくれるんですよね。
たとえば今検索すると全然実体験が伴っていないサイトや、広告だらけのサイトが表示されること多くないですか?
ぼくはめっちゃそう感じることがあって、検索してもあえてちょっと順位の低い個人がつくったであろうサイトを参考にすることが増えています。
他にも打算的なセミナーとかも、結局なんかイヤなカンジがして見なくなっちゃったりってありませんか?
すべてマーケティング的には正しい行動なんだろうけど、長い目で見たら結局めくれてどっかで成果出なくなる。
前提として、中長期的な目線で見た時には、打算的にならない方が成果が出るやろなーと思い、自分も気を付けなくてはと思いました。
ただ一方で調達受けてるスタートアップや、明日すぐにでも売上がほしい会社はそうは言ってられないのも分かる。
っていうかそういう会社はそもそもマーケティングじゃなくて、営業に力を入れたほうがいいよってのはまた別のお話。
また打算的になると、どうしてもコンテンツをつくる手が止まってしまいます。
最近自分自身のアウトプットが減っていたのもここかなと、ちょっと心当たりがあった。
どういったものが成果につながるかは、やってみないことには分からない。
それにマーケティング施策すべてが成功することなんてないし、あんまり成果を考えすぎるのもよくないと思いました。
打算的にならず、誰かの役に立つであろう情報発信を続けていこう。
人に寄り添う思考
人の心は理解できないが、寄り添うことができるというお話もあり、ここに関してもすごく悩んだ。
というのも、自分のマーケティングポリシーは「ユーザーの立場に立って考え続けること」だったんですが、もしかしたら「ユーザーに寄り添い続けること」の方が適切かも知れないな、と。
んー、どっちがいいのかホントに迷う…
同じようであって、同じでない。まさに「言葉を定義し、哲学的にアプローチする」ってとこですね。
まとめ
久しぶりにとても心が動かされるコンテンツに出会えた気がします。
ウェブライダーさんは打算的にならないことで成果を出しているし、自分だって打算的にならなくてもいいと思えて、なんかすごく安心しました。
「打算的にならない」というところだけでも十分に大事なことなんですが、他の6箇条についてもめちゃくちゃ勉強になります。
中長期的に成果を出したいと思うマーケターの方はぜひ本セミナーをご覧ください!
もちろん「沈黙のWebシリーズ」もめちゃくちゃおすすめなので、未読の方はぜひ!マーケターの必読書です。
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