ノープランBBQ《前編》

今日、お母さんから不在着信が来ていたので
(申し訳ない)と思いながら掛け直すと、、

プルルルルルプルルルルル
「もしもし、電話出れなくてご」
「もっしもっしかっめよ〜かっめさっんよ〜
 せっかいっでいっ」
ブツッ(通話終了)
、、、、、。今のは違う人だ。知らない人だから
切って正解、だよね、、、?

よし、気を取り直してもう一度。
プルルルルルプルルルルル
「もしもし、お母さん?」
「ねぇなんで切るん〜」
「、、、、、。」
言いたいことは沢山あるが、先に用件を聞こうか。
「どうしたん」
「ええ?ああ、今からバーベキューしようよ」
時刻は、平日の夕方。
うん、どうした。いきなりすぎないか。(お母さんなので)まぁ仕方ない。ここは丁重にお断りしておこう。

「うーん。気持ちはありがたいんだけど、もうお風呂入っちゃって。炭火って結構におい強いじゃん?もう一回お風呂入るの面倒くさいんだよね。」
もう一つ付け加えるなら、今日は家の《中》で食べたい気分なのだ。さぁ、どうだ。お風呂入っちゃった攻撃!流石にここまで粘りはしないだろう。
さぁ、いきなりバーベキューを諦めるんだ!
〜後編に続く〜

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?