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意識をコンピュータに移植する《読書一服》

呼吸というのは無意識のうちにしている。
だが、深呼吸は意識的にする。
短い時間なら、息を止めることもできる。
瞑想法のなかには、呼吸に意識を向け
呼吸をコントロールするものもある。
意識のレベルが連続的に変化している。
ここまで無意識的、ここからは意識的、
と線を引くのはむずかしい。

意識をコンピュータに移植する場合、
このような感覚はどう扱うのだろうか。
コンピュータは呼吸をする必要はない。
すると、このような感覚は移植する必要
はない。
しかし、呼吸は意識になんらかの影響を
与えているような気がする。
コンピュータに意識を移植をする時に
このような感覚は抜け落ちる。
感覚を超え出た世界、学問とか哲学の
ようなものなら、移植は容易だろう。
でも、それだけなら、専用AIの方が
優秀そうだ。
コンピュータは呼吸をする必要はないが、
電源(動力源)の確保は必要だ。
電気が流れる感覚とか、電源確保の感覚
とかは、人間には想像しがたい。

意識をコンピュータに移植する意義とは。

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