意識とはなにか《寺田道場》 第7日目
森村講師:
「光は波であると同時に粒子である。と同じように考え、脳内に電気信号が流れるのと同時に意識というものが発生していると捉える。0.5秒は長い人生の中では誤差範囲とする。
ところで、超弦理論(という仮説)では光子は一つの数式で現わされます。それが、私たちには波として、あるいは粒子として観測されます。そして、波も粒子も物理法則に従っています。
一方、脳内の電気信号は物理法則に従っていますが、私たちの意識というものは、はたして物理法則に従っているのでしょうか。
人を好きになるということ。悲しみ、憎しみ、他人を支配しようとする欲望。これらのものは、物理法則で記述することが出来るのでしょうか。出来ないのであれば、いったい何の法則に従っているのでしょうか。それとも 法則は無い? はたして意識とは何ぞや。」
※0.5秒:ベンジャミン・リベットの実験
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