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幼少期のキスは女の貞操観念を低くする!?


元風俗嬢のあいりです。

現在、平凡な主婦である40代の私の視点で、風俗業界に染まっていた20年以上前の”わたし”をひも解きます。

風俗嬢になった理由は山ほどあるのですが、今回はその中のひとつ、「わたしの貞操観念が崩れたきっかけ」をお話しますね。

子ども同士のキスは大人のエゴ

幼稚園児の中でも少しマセた男の子と女の子って、キスをすることがありますよね?

大人はそれを

「無邪気で可愛いな」

「子ども同士のキスって面白いな」

と、微笑んで見ていたり、

あるいは、ママ友内での繋がりがあったりすると

「このママと仲良くしていると我が身が安全だから、子ども同士が好き合っていて良かった」

などと自分の保身で安堵して見ていたり。

はっきり言って私は、子ども同士のキスを大人が楽しんで見ていてはいけないと思います。

だって、わたしの貞操観念が崩れたのは”3歳のキス”がきっかけなんだから。

3歳のファーストキス

私は3歳の時に、同じ年の男の子とキスをしていたんですね。

母が言うには、どうやら

「カーテンに隠れてキスをしていた」、

んです。

実際には覚えていませんよ。

でも母が、そのことを面白おかしく言い続けてきたため、頭の中にぼんやりと思い浮かぶんですよ。

「あの時に住んでいたあの家の、あの部屋の、あのカーテンに隠れて、写真の中のあの男の子とキスをしている私。」

母は、私が小学生になっても中学生になっても高校生になっても、そのことを言い続けていました。

もしかしたら今でも、そんな会話の流れになったら話し出すかもしれませんね。

母の中では、面白いネタの1つなのでしょう。

3歳でキスをした私の貞操観念

莫大な借金を返済するためとか、誰かに騙されたとか、そういう理由で風俗に足を踏み入れていない20歳のわたしは、貞操観念が低かったのでしょう。

貞操観念が低くなった理由として考えられる出来事のひとつが、「3歳で男の子とキスをしていた」こと。

正確には「3歳で男の子とキスをしていたことを何度も聞かされた」ことです。

3歳で男の子とキスをしていたことを、面白おかしく聞かされながら多感な思春期を過ごしたことによって、

「私って人よりもマセてるんだなぁ」

「キスくらいどうってことないじゃん」

「何でもみんなより経験豊富になりたい」

こんな風に、性に対する考え方が低くなっていったと感じています。

もしくは多感な思春期のことですから、そこに認知的不協和の解消が入り、自分の貞操観念を低くすることで「キスをしていた」という行動を納得させたのかもしれません。

実際には記憶のない3歳のキスに対して、無意識に起こしていた心理的反応ですが、無意識って意識的なことよりも力を発揮したりするんです。

幼稚園児同士がディープキス

息子が5歳の時、幼稚園のお友達が10人くらい集まって公園で遊んでいたんですね。

とても天気が良くて、私たちママはレジャーシートを引いて子ども達が遊んでいる姿を眺めながらお喋りしていたんですよ。

すると突然、レジャーシートのすぐ近くで、とある男の子と女の子がキスを始めたんです。

しかも、口を開けて舌を絡めるという、かなりハードなディープキスを…。

キスが終わった後、その女の子は、唖然と見ている私たちの方を見たんです。

顎を上げて自信たっぷりの顔…そう、勝ち誇った女の顔で。

ちなみにキスをしていた子のママたちは、その時のキス現場を見ていませんでしたが、2人のキスは慣れていて、もう何度もしていることが伝わるものでした。

私はその女の子の顔と自分の幼少時代が重なり、本当に勝手ながらも彼女の貞操観念を案じてしまったわけなのです。

子ども同士のキスを大人は楽しまない

必ずしも、幼少期のキス経験が女性の貞操観念を崩すとは言い切れません。

それに、子どものときにディープキスをした経験があったって、清廉潔白に成長している女性だって必ずいます。

ただ、貞操観念を崩す可能性があると考えると、子ども同士のキスは

大人が「楽しい」「可愛い」「ママ友と仲良くなれる」というリターンに比べ、かなりリスクが大きいことです。

親が操縦できることなら、止めさせるに越したことはありません。

どうしても止められないのであれば、親はそれを楽しまないことです。

間違えても、思春期の多感な時期まで面白おかしく言い続けないでくださいね。

子どもの成長は楽しいものですが、無意識に出来上がる貞操観念にもしっかりと目を向けておくべきだと思います。

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