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立ち会い出産すべきか、否か

「立ち会い出産すべきか、否か」

出産した方、これから出産を予定している方、そしてその旦那さん、一度は考えてみたことがあるのではないでしょうか。

当時私が調べた際には立ち会い出産してよかった派が多数。私も立ち会い出産を希望する一人でした。

理由は

「出産に立ち会ったらあまりに感動して涙が出た」

「父親になる実感がそこでぐっと湧いた」

と聞いて、是非旦那にも感動と実感を味わってもらいたい!と思ったからです。

気になった事は「女として見れなくなった」という声が一定数あったこと。旦那さんの性格に左右されるのでしょうが、我が旦那は非常にデリケートなので懸念ポイントでした。

それでも立ち会い出産を希望した我ら夫婦。

でも現実は、コロナ禍の影響で立ち会い出産はできませんでした。


そんな出産を振り返って今の私が導き出した結論は、

旦那さんは陣痛室の間は立ち会うけど、分娩室には入らないで、生まれたらすぐに入ってもらうのがベスト

です。

理由は5つ。

1、頑張れるし痛みも和らぐ

私は破水からだったので入院後に陣痛。

暗い陣痛室の中で7時間、ひとり悶えていました。

助産師さんはたまに来て声をかけ腰をさすってくれましたが、その時間は合計しても1時間くらい。

腰をさすってくれれば痛みが少し和らぐし、人がそばにいてくれるというだけで自分を客観的に見て気分を落ち着けることができました。

次がもしあれば絶対にそばにいてほしい時間です。

2、女には色々見られたくないものがある

分娩室でいきむときは、目を見開いていなくてはならず、本当にすごい顔。知ってる人がいなかったからこそ思いきり顔を崩せました。

また、赤ちゃんが出てくるだけだと思っていたのですが、そうではなく、色々なものが出てきてしまいました。

心から「立ち会ってもらわなくてよかったーー」と思った瞬間です。我が旦那は潔癖なので、絶対にNG。

3、猛烈な痛みだということを知ってもらえる

ポンと簡単に生まれるわけではないんだよ、痛かったんだよ、と旦那に知ってほしい衝動に駆られ、産後度々痛かったという話をしてしまいました。

さぞ鬱陶しかったことでしょう。

「あんなに辛そうだったのに、よく乗り越えたね!!!」って言葉を、自分で思うよりもずっと欲していたようです。

4、写真・動画をとってもらえる

産まれた直後、赤ちゃんを胸の上に置いてもらい、空いてる手でなんとか動画を撮影しました。が、結果はぶれぶれ。

出てきたばかりの胎脂がついた弱々しい生命体、感動と達成感に満ち溢れた時間、とっても貴重だったなぁと度々見返して思います。

5、感動を分かち合える

赤ちゃんとはじめて対面した瞬間、私にとって特別な時間でした。

でもその場にいる助産師さんたちにとってはいつものこと。同じ温度感の人がいないのは少し寂しいものがありました。

皆さんがせっせと後始末してくださってる中、誰にも聞こえないように「わぁ…かわいいね…」と呟くのみで終わりました。



以上より、もしもまた出産という貴重な機会に恵まれることがありましたら

旦那さんは陣痛室の間は立ち会うけど、分娩室には入らないで、生まれたらすぐに入ってきてもらう

という流れで執り行いたいと考えています。


立ち会い出産したことがあるかたいらっしゃったら是非ご意見聞きたいものです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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