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「提案力」はスキルではない!構造にアプローチすること。(高橋浩一さんのお話からの学び)

初めに

こんにちは!オカと申します。仕事は、フライヤーという会社で読書コミュニティ「flier book labo」の運営や、本の学びを深める実践講座「flier book camp」の運営をしています!

この仕事ね、かなり面白いんです。
なぜかというと、毎月新しい講座を企画してリリースして、講師との企画、参加者への告知、開催と、この一連の中で気づきのオンパレード!!毎日がパレードです。頭の中の電飾が「気づきと発見」でビカビカです。

今月の気づきパレードは、高橋浩一さん(以下、敬意を込めて”浩一さん”)から。ベストセラーの『無敗営業』シリーズの著者であり、2月には新刊『東大の話し方』が発売された営業のプロフェッショナルの方です。

3月から浩一さんのbook camp「『無敗営業』の 相手を動かす提案力」が始まるので、ここ1-2ヶ月は「提案力」に思いを馳せてました。
私は営業には縁のない世界で生きてきましたが、なぜ浩一さんの話が自分ごととして刺さるのか、やっと言語化できた気がします!!!

さあ、書くぞ!

注:このnoteは「私の気づき」なので浩一さんが言われていることと齟齬がある可能性もありますのでご了承ください。

※で、ごめんなさい!先に告知です。※
浩一さんのcamp、もーーーーう〆切なんです! (2/27(月) の23:59)
(〆切前になって「講座が気になっている」という相談を受けて、「ああ、講座の魅力と参加者との接点をこういう風に言語化するとお役に立てるのか」と私が気づき、言語化が整い、ブログに書く…..と。いつもこの流れですみません。笑 検討している方、ぜひご参考ください〜)

3月開講 flier boo kcamp
『無敗営業』の 相手を動かす提案力(講師:高橋浩一氏)



「人を動かす」という言葉への誤解。「相手」ではなく「構造」に目を向けることから始まる。


テーマは「提案力/コミュニケーション力」

私は営業ではないですが、提案力(もっと広くいうと、相手に伝わり、相手が気持ちよく動いてくれる)は、日々必要であり、興味のあるテーマです。「人を動かす系」の本を読んでせっせと勉強したこともあります。ただ、な〜んか、ピンとこない。本を読んだときは「そうか」と思っても、どうにも自分の中にまで入ってこない。
結局、日々実践して独自に自分流を学習するしかないかぁ〜と、次第にこういう話から距離を置くようになりました。

ただ、浩一さんの話は何かが違う….. !
何が違うか。私なりに整理してみると、

浩一さんの話は、人を意のまま動してやろうというハウツーの話ではなく、構造を見ている。

例えば、以下のSTEPについて。
これ自体秀逸なんですが、一見「相手を動かすためのハウツー」に見えるかもしれないので、以下、語ります笑

言えない・伝わらないなどの壁にぶち当たった時、大抵は「私にもっとコミュ力があれば…」「これが伝わらないなんて、Aさん、わかってなさすぎる」など、「自分」か「相手」のせいにすると思うんです。私は特に自分の未熟さを嘆くことが多いので、皆さんもそうかもしれません。



でも、浩一さんは「うまくいかない時には「バグ」が起きている。」と言われるんです。つまり「自分の問題」でも「相手の問題」でもなく、「構造の問題」を見ている。

構造ってどういうことかというと、上記の図から逆にバグを考えてみると、
SEP1のバグ:「相手とこちらの目線が違う」
SEP2のバグ:「GOスイッチを押しそびれている」
SEP3のバグ:「地雷を踏んでいる」
と考えられそう。

確かに、自分が動かない側の時を想像すると、あるかも。家電などを検討していて店員さんの話を聞いて、
「別にそこじゃないんだよなあ(目線違い)」
「ああ〜、別の言い方だったら全然気持ちよく決めたのになあ(スイッチ押して〜)」
「うん、なんかもう入ってこない(地雷)」
とか笑

つまり「ズレ」が起きているんですよね。
で、これって、一概に営業する人がスキル不足ででズレた、とも言えない。
だって、コミュニケーションスタイルは「人それぞれ」だから。他の人には刺さるかもしれないですよね。

じゃあ「伝え手のタイプ」×「受け手のタイプ」のベストマッチングのコミュニケーションができるのってどんな確率…. !?となる。およよ。。
「私」or「相手」を見ているといつまで経っても「運」になったり、自分や相手を変えようとしすぎて無理が出てきたりする。

だから、構造から見て解決しようしてくれる浩一さんの話は、救われるんです。「できそう」「なるほど」もたくさんあるけど、私は「救われる」という感覚が近いんですよね。自分が苦手なことに対して自分の性質を変えるのではなく、構造で解決しよう、という視点だから。


「成功する方法」ではなく「失敗を回避する方法」


構造が見えていると何が良いのかというと、「手元にたくさんカードを持てる」ってことんだと思うんです。

再び先ほどの図で、


STEP1:相手を分類する

とありますが、正確には浩一さんが言われているのは「人を型にはめて考える」ではなく「何か判断をするときに顔を出しているのはどのタイプか」なんです。

つまり、タイプの構造を知って複数のカードを持っていると「ズレにくい」選択ができる。「これをやっておけばどんな相手もオールOK!」ではなく、コミュニケーションにバグが起きづらい構造を用意する。その土台ができてこそ、その人と丁寧にコミュニケーションできるようになる。
「成功する方法」ではなく「失敗を回避する方法」という考え方なんだと思います。


成功する方法と言われるものは世の中にたくさんあります。嘘じゃないと思います。ただ私には「”その人にとって”成功する方法」なんだろうと感じることが多いのです。

そんな私には「失敗を回避する方法」というのはとても腑に落ちる。
1つの必殺技を持っているより、いろんな状況に対応できるバラエティパックを持っている方が安心できるのです。

丸腰、もしくは1枚しかカードを持っていない状況で臨むのは、かなり怖い。その怖さを生んでいるのもまた「構造」ですね。たくさんのカードを持つことで自分が安心できるという構造を作り出す。


最後に。
今回は詳しくは割愛しますが、浩一さんの人間としての魅力の一つに「弱さを知っている」というのがあると思っています。すごく弱さと向き合ってこられたとても人間味あふれる方というイメージ。
だからこそ、性質や才能によらない再現性のある「しくみ」というアプローチを取られている。

この姿勢が、私が浩一さんのご本やお話が好きな理由なんだと思います。


(告知)flier book camp関連情報※2/27まで高橋浩一さんの実践講座募集中


さて、いろいろ思いを馳せましたが、3月から始まる浩一さんの実践講座がめっちゃいいんですーーーー!

【ポイント】
「構造理解」×「型を身につける」×「自分の強み」で「マイ提案力」を身に付けようというプログラムです。
テーマとしては、『無敗営業』と『東大の伝え方』の2冊を掛け合わせた他にはない実践講座です!
上記語ったように、構造から見ていくので、営業かどうかは関係なし。

【4ヶ月の構成】
DAY1の質問力:材料集め(相手のタイプを知る・自分の強みのヒント)
DAY2の価値訴求力DAY3提案メッセージ:型の実践トレーニング
DAY4:オリジナルのマイ提案力を身に付けよう

▼flier book camp 『無敗営業』の 相手を動かす提案力(講師:高橋浩一氏)
お申し込み:2/27(月) の23:59まで



(参考)私の脳内パレードのきっかけとなった話たち


高橋浩一さん登壇ウェビナーのアーカイブ動画
(2月27日(月)までの限定公開)

▼​​​​​​​​​​​​2023年12月開催 【flier book laboオープントークセッション】自分が安心できる武器「マイ提案力」を身につける(ゲスト:高橋浩一氏)

イベントのイラストも描いてます〜

▼Twitterスペース(音声のみ45分)

ここでは、さらに浩一さんの魅力などを語ってます!
noteには書き切れていないけど語りたいことが溢れておる….!
(私と上記ウェビナーでファシリテーターをされたくぼあやさんとのトーク)


(おまけ)
▼私の浩一さんの新刊の感想 


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