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【障がい児育児】学校卒業後、社会福祉事業所を考えるときに必要な3つの事

特別支援学校卒業後の進路ってどうなっているのでしょうか。

卒業後の進路は社会福祉施設の場合、卒業までに必要なスキルってあるのでしょうか。


特別支援学校で8年間、社会福祉入所施設で2年間従事してきた私が、特別支援学校卒業の進路先に社会福祉施設を考えるときに必要な3つのことをお話ししていきます。


特別支援学校は、小学部から高等部まで12年間あります。

そして特別支援学校を卒業すると、社会福祉施設で入所や通所、または一般就労という進路になります。


特別支援学校の高等部になると卒業後は視野に入り、保護者の方から「卒業後について」の質問を多くいただきます。

多くのお子さんは「社会福祉施設」が卒業後の進路先になります。


その社会福祉施設としては、職員数が限られている、利用者の安全を確保、利益などなど学校運営とは全く違う環境になります。

福祉とはいえ、どんな人でも手放しで誰でも受け入れることはできません。


私がいた福祉施設としては、

  • 周りの人を傷つけない

  • 落ち着いていられる

  • 集団行動

という条件が整った利用者の受け入れたいのです。


この3つのことを踏まえた上で、子どもの為に何ができるのか、何が必要なのかをお伝えしていきます。

特別支援学校卒業後の進路

障がいのあるお子さんの保護者は、「特別支援学校を卒業後が不安」という方が多いです。

例えば、

  • どんな福祉施設が我が子に合っているのか

  • 周りと我が子が馴染めるのか


特別支援学校を卒業した後には、進学や就職のほかに教育訓練機関や社会福祉施設等に通・入所するという選択があります。

私がいた特別支援学校の卒業後の進路の大半は、社会福祉施設等に通・入所する方が多いです。


福祉施設

特別支援学校の卒業後、大半を占める進路は、社会福祉施設等への入所や通所です。


その中でも就労系支援事業所(就労継続支援A型・B型、就労移行支援事業所)が進路先となります。


一般企業に就労

企業には、障害者雇用の枠がありますので、その枠を使い就職します。

「生産工程従事者」「運搬・清掃等従事者」「サービス職業従事者」の三つが主な職業先として多い傾向があります。


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