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桜 / ZABADAK (1993)

桜はZABADAKが1993年に発表した楽曲およびアルバムです。

郷愁の春

桜という楽曲は世の中にたくさんあって、別れの時期などを想起させるものが多く、よって卒業のイメージも多くある。

ZABADAKの桜は見出し通りに、「郷愁の春」と思い浮かべる不思議な楽曲だと感じる。少なくても、別れというイメージではなく、思い出深い桜の地に降り立ったような、そのような感じがある。

桜という楽曲はあまりに美しく、じっと聴いているとその景色に感動して立ち尽くしてしまうような、そのような感覚になる。

発売して30年

『桜』が発売してから30年経つとのこと。

『桜』はZABADAKを語るうえで外せない上野洋子さんが在籍していた最後のアルバムで、逸話がさまざまなものが残っている。

吉良さんの上記ツイートのほかにも、「桜」という楽曲は長尺のイントロだがどうしても入れたいという話から収録されたエピソードなどもある。そういうのが全部好きだったりする。

T:タイトルの『桜』は?

K:これはインストの『桜』からきてるんですけど。この曲はこないだのライブでもやったんですけど、実はデビュー前の狛江の夜中、多重録音で僕と上野で作ったものなんです。曲はぼくが作って、上野に声で参加してもらって。だから、僕と上野が出会った当時の曲だったんですよ。彼女はそれを「あの曲はぜひ入れたい」って。スタッフには「えーっ!」って言われて。9分もある、インストを普通の歌モノのアルバムの中に入れるって事にはすごく抵抗が、スタッフサイドとしてはあったようなんですけど、まあ、それはちゃんと説得して。思い入れの強い曲だから、アルバムタイトルにもさせてくれ、と。まあそれは最後のわがままみたいなものでしょうか。それで、できた作品ですね。だからもう2人ともが2人で作る、これが最後だって事で、その時持ってた力は全部注ぎつくしました。僕はリリースの段階でもう放心状態でした。もうしばらく何も作れなくなってしまいました。

吉良知彦 / Tomohiko Kira


アルバム『桜』収録曲

実は最初聴いたときは地味なアルバムと思ってしまったが、聴けば聴くほど素敵な楽曲の多さに驚いて名盤っぷりに感動を覚える。オリジナル版とリマスター版を紹介するが、どちらも中古で求めないといけないのが残念。

オリジナル版

1 五つの橋
2 アジアの花
3 マーブルスカイ
4 Psi-trailing
5 休まない翼
6 椎葉の春節
7
8 百年の満月
9 歩きたくなる径
10 Tin Waltz

MOON YEARS

こちらはリマスター版で『遠い音楽』などと一緒に収録されているもので、オリジナル版とはリマスタリング以外の違いはない。

ライブ版

ZABADAK (ザバダック) - Sakura (桜) - LIVE (ライブ)

ライブ盤『Prunus』に収録されています。ライブ盤も違った美しさがあります。

桜の美しさ

桜は毅然と美しく、そこに帰っていく気持ちにされるのが本当にすごい1曲だと感じます。

ZABADAK紹介楽曲

遠い音楽

『桜』と双璧をなす名盤『遠い音楽』その同題の楽曲を紹介しています。


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