時間を有効に使えそうな本

図書館でたまたま手に取り、Amazonでレビューを確認したところ面白そうだったので借りてみました。面白かったので紹介します。

『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』

チープなライフハック本とは一線を画し、説得力を感じました。そして、Googleに勤めるくらい優秀な著者でも時間の捻出にあれこれ試しているのを深く知り、人間の本能に抗っているのではないか、生き急がなくてもいいのではないか、という気にもなってしまいました。

メイクタイムの仕組みとして、以下の4ステップを繰り返すことが紹介されていました。

  • ハイライト:毎日「最重要事項」選ぶ

  • レーザー:「気を散らすもの」を撃退する

  • チャージ:体を使って「脳を充電」する

  • チューニング:システムを調整、改善する

そして、これらを繰り返すための様々な「戦術」を選び実行していく、ということです。自分に合ったものをやっていけば自ずと時間を捻出できそうです。

特に印象に残った「戦術」を以下に挙げておきます。

【ハイライト】
ハイライトを選ぶ→やるかもしれないリストを作成する
これは、私の場合、やることリストを作成すると優先順位が分からなくなるのと、永遠に終わらないという不完全なリストになりがちなのを解決できそうです。やるかもしれないリストには、やるべきことやできることを書き出して作成してから予定を計画すると優先度の高いものから取り組める気がします。

レーザー
「無限の泉」を遠ざける→「事件」を放っておく
事件に関わらず、ネットでニュースを読む行為ははとても簡単なことで、私はついダラダラと無駄な時間を過ごしてしまっています。この本では、週刊のニュース雑誌を読んだり、毎週時間を決めて好きなニュースサイトに目を通すことが紹介されていました。重要度の低いニュースほどすぐ忘れてしまうし、ニュースはほとんどが悪い知らせで不安が掻き立てられることもあるので、ほどほどにしようと思います。

チャージ
古代人式「エネルギー・チャージ」6つの原則
古代人と現代人では心身はそんなに変わらないことに、改めて気付かされました。

  1. 動き続ける→毎日少しでも運動する。

  2. 「リアルフード」を食べる→加工されていない本物の食品を食べる。

  3. 「カフェイン」をうまく使う→疲れる前にコーヒーを飲む。

  4. 喧騒を離れる→森林浴を楽しんだり、(アプリを使って)気軽に瞑想したりする。

  5. 親密な時間を過ごす→自分の声を使って(SNSではなく)誰かと会話する。

  6. 洞窟で眠る→寝室を寝る部屋に整える。仮眠はOK、寝溜めはNG(時差ボケに繋がる)

チューニング
結果を記録するためにメモを取る
今日のハイライトは何か、その時間を作れたか、今日の集中度(レーザー)、今日のエネルギーレベル(チャージ)、今日試した戦術と結果、明日試したい戦術、今日の感謝の瞬間
→完璧は目指さないのが大事!

また、参考図書として何冊か載っていたので読んでみようと思います。以上です。

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