カカ・モンテヴィデオ

日常、旅の記録、好きなものことに関する写真と雑文です。 大阪在住、夫婦ふたり暮らし。写…

カカ・モンテヴィデオ

日常、旅の記録、好きなものことに関する写真と雑文です。 大阪在住、夫婦ふたり暮らし。写真はiPhone・フィルム・デジタルで撮影したものをいろいろ載せてます。

最近の記事

【広島日帰り訪問記】路面電車と川の流れる街は良い

まだ夏の強い日差しが残る日。 夫婦で応援しているYUKIのコンサート、『YUKI concert tour “SUPER SLITS” 2024』を観に行くために広島へ! なぜか今まであまり縁がなかった広島。新幹線で通り過ぎることはあっても降りることはなかった。たぶん小学校の修学旅行以来?それも曖昧なくらい広島での思い出がない。 コンサートが始まる夕方まで市内を散策しよう。早起きして新幹線に乗り広島へ向かう。 到着後、路面電車の乗り場へ。旅先で路面電車のある街に行くと

    • 【旅のフォトアルバム】NATURA CLASSICAとパリ散歩

      撮影し終わったフィルムを少し時間を置いて現像に出す。 どこでどんなふうに撮ったかも忘れているからタイムカプセルを開けるみたいな感じだ。とりあえず撮っとくか、の写真が思いがけず良い一枚に仕上がっていたりする。そういえば撮ったなぁ、と忘れかけていた瞬間を思い出したりもする。 自分の目を通って記憶した景色よりもっと鮮やかだったりシーンとした寂しさがあったり。新鮮に見えるのがおもしろくてもっと撮ってみたいと思う。 見るまで時間がかかるから時間をかけて一枚一枚じっくり眺める。 眺め

      • 【札幌食べる旅④】千秋庵があるとき〜!編

        北海道は銘菓が豊富で羨ましいなぁと思っていた。関西に住んでいてもスーパーでマルセイバターサンドを買えることがあるし自分にとっても馴染み深いお菓子がいくつも思い浮かぶ。 それでも千秋庵のことを知ったのは今年に入ってからだった。夫が仕事で北海道に行き山親爺とノースマンをお土産に買ってきてくれたのがきっかけだった。そもそも夫はYUKIが山親爺のCMソングを歌っていると知ったのがきっかけだったそうだ。創業100年以上も経っている老舗メーカーなのに不覚にもぼんやりしていて知らなかった

        • 【札幌食べる旅③】コーヒーブレイクも抜かりなくMORIHICO.編

          旅先でコーヒーが美味しく居心地の良い喫茶店を見つけると嬉しい。 札幌の「MORIHICO.」のコーヒー豆を取り扱っているところが大阪にもあり、札幌でお店に行くことを楽しみにしていた。 いくつか店舗があるうちまず初めに「MORIHICO.藝術劇場」へ。 劇場や図書館が入っている札幌市民交流プラザという施設の中にあるのだけど、まずこの施設がとても良い感じ。 ガラス窓から光がたっぷり入って明るく開放感があって気持ちいい。机と椅子が並んだフリースペースで学生さんや会社員の人たち

        【広島日帰り訪問記】路面電車と川の流れる街は良い

          【札幌食べる旅②】ビールがあればさらに幸せサッポロビール博物館編

          大阪よりはるかに過ごしやすいとはいえ、歩いているとじんわり汗がでる札幌。1人だとガマンできるビールも2人だと飲みましょか、になる。 このビールが美味しい季節にサッポロビール博物館へ行こうと思いついた数日前の自分を褒めたい。 事前に予約していたプレミアムツアーに参加する。1人1000円でサッポロビールの歴史を学ばせてもらったあとに2種類のビールをテイスティングできるというツアー。所要時間50分という長すぎず短すぎずなボリューム感もちょうどいい。 ツアーの始めに上映される歴

          【札幌食べる旅②】ビールがあればさらに幸せサッポロビール博物館編

          【札幌食べる旅①】なかなか出発できない新千歳空港編

          カカ家2024年夏の慰安小旅行は札幌へ。食べる飲むを全力で楽しむ3日間! 行きはお昼着、帰りは夜出発でたっぷり3日間使って札幌グルメを堪能します。 関空で朝マック(チーズロコモコマフィン美味い)を食べて飛行機に乗り込みお昼頃に新千歳空港へ到着。日本で一番楽しい空港なんじゃないかと思うくらいお土産や飲食のお店が魅力的な空港。楽し過ぎてなかなか空港から出られない。 到着後に行ったお店、食べたもの ①「けやき」(ラーメン) ②「Milk Stand 北海道興農社」(ミルク)

          【札幌食べる旅①】なかなか出発できない新千歳空港編

          【パリ旅の余韻】 おうちで旅ごはん

          外に出れば眉間にシワが寄る過酷な暑さが続きますね。しかも地震やら台風やら停電やら…心配ごとも絶えない夏になってしまった。 そんな中だけれど、私たち夫婦はパリで過ごした日々の余韻を大いに引きずっている。そして、その余韻は私たちの毎日の食事にも少なくない影響を及ぼしているのだ。 といっても本格的なフレンチを家で作れるわけではない。家で気軽に作れる料理とワインでつかの間の旅気分を味わっている。パリのカフェやビストロで食べた一皿を思い浮かべながら。 夫が料理好きなこともあり、も

          【パリ旅の余韻】 おうちで旅ごはん

          【旅のフォトアルバム】NATURA CLASSICAと私

          去年のクリスマス、夫からもらった35mmのネガフィルム。しばらく本棚の片隅に置きっぱなしにしていたフィルムカメラを手に取った。 私が学生のとき「カメラ女子」という言葉に象徴されるようなカメラブームだった。(「森ガール」に始まり「◯◯ガール」「◯◯女子」という言葉が次々と誕生していった頃のおはなし) 真っ黒なデジタル一眼レフカメラを首から下げて京都の街を歩くのが一種の文化系学生のテンプレートだったと思う。 かくいう私もカメラサークルに入ってはいたけど、カメラのことを突き詰める

          【旅のフォトアルバム】NATURA CLASSICAと私

          【パリ旅日記⑦】パリで気付いた自由なマインド

          旅も終盤に差しかかるころ、ちょっとだけこの街に慣れてきた気がしてきた。 メトロの乗り換えで間違えて改札外に出てしまわなくなった。(案内に沿ってきたはずが外に出てるのはなんで?) 赤信号でも車が来てなければ渡るようになった。(パリの歩行者にとって信号はあってないようなもの) 人とすれ違う時は右側に避けるようになった。(こっちの人は右に避ける人が多い) ポストカードは大きめにスペースを空けて書くようになった。(郵便局の機械で買う切手はデカいから) 近所で一番水を安く買えるスーパ

          【パリ旅日記⑦】パリで気付いた自由なマインド

          【旅日記(番外編)】ヨーロッパ、女一人旅は危ない?

          ヨーロッパへ行くとなると「スリに気をつけて」とよく言われる。 数ヶ月ごとにイギリス・フランスに買い付けに行っている古着屋さんにも「慣れててもやられる」と聞いた。(慣れてるからやられる、かもしれない) 初めての一人旅、スリだけじゃなく思いもよらない困ったことが起きたら…と考えると不安はあった。 でも、その心配事が自分の行動を制限しすぎるのももったいないし。 無理しない範囲の対策をやる、無茶しない範囲で楽しむ。 普通だけれど、結局それが自分にはちょうどいいなと思った次第です。

          【旅日記(番外編)】ヨーロッパ、女一人旅は危ない?

          【パリ旅日記⑥】わたしが選んだパリの宿のこと

          滞在中の宿はホテルにした。 当初はアパルトマンを借りることも考えたけど、一人であることや費用の面などを考えて最終的に今回はホテルを選んだ。 半年くらい前から探し始めたけど、7月かつ五輪需要もあってかやっぱりどこも高い。しかもどんどん予約が埋まっていくので焦る。 GoogleMapでホテルを片っ端から見たりしていると立地的にも金額的にもいいかなと思うホテルを見つけた。 「LES HÔTELS DU PRÉ」は10区内で徒歩圏内に4つのホテルをやっていて、部屋の空き状況から

          【パリ旅日記⑥】わたしが選んだパリの宿のこと

          【パリ旅日記⑤】バカンスシーズンのパリで「自分の時間の過ごし方」について考える

          オリンピック開幕が近づくパリ、どれくらい混雑してるかなーと思って来たけど実際は想像していたような大混雑ではなかった。 どうやらオリンピックシーズンではあるけど、バカンスシーズンでもあるということでパリを出てしまっている人も多いようだ。 確かに観光スポットは人が多いけど、 少し離れるとどことなくお休みシーズン特有の静けさとゆるさが漂っているような…気のせい? ロンドンに引き続きパリでも公園や広場にはなるべく行ってみるようにしていた。 芝生の上で寝っころがって気持ち良さそ

          【パリ旅日記⑤】バカンスシーズンのパリで「自分の時間の過ごし方」について考える

          【パリ旅日記④】やっぱりパリの「色」が好き

          パリの街を歩くと、毎日新鮮に「ほんっまに綺麗やなぁ〜」と思う。自分の残念な表現力が悲しくなるけど。 どちらかというとコンパクトな街にギュギュッと歴史が詰まっていて、その事実は目の前の景色により重みを感じさせる。 でも、そういうことを考えなくても、この街に身を置くとただその美しさに好きにならずにいられないのだ。 石造りの街並みはアイボリーからグレーへのグラデーション。 通りにはマロニエの緑。こんなにお店がいっぱいあるのに悪趣味な看板なんかはそう見当たらない。夏のパリ、晴天の日

          【パリ旅日記④】やっぱりパリの「色」が好き

          【パリ旅日記③】無視できない…パリ、美味しいものたちの誘惑

          円安、円安と聞くことに慣れてしまった今日この頃。 今回の旅では、あまり重視していなかった食事や買い物についてはなるべくコストを抑えようと考えていた。 実際、先に行ったロンドンでの物価は日本での感覚の2倍どころか3~4倍という感じでビビってしまった。 なので、外食はなるべくせず日本から持参したレトルト食品や現地のスーパーで調達して済まそう、とモチベーション低めだった。 街を歩くと「もっと見たい」という気持ちが勝って、ほとんど食べず休まずで歩き回った(多い日だと1日35,0

          【パリ旅日記③】無視できない…パリ、美味しいものたちの誘惑

          【パリ旅日記②】パリで無敵モードのわたし(美術館めぐり編)

          Paris Museum Passで美術館めぐりを楽しむ! パリに来たらやっぱり美術館! パリではたっぷり時間を使うことができたので、行ったことのない美術館や教会などの建造物にもたくさん行きたかった。 でも、やっぱり有名どころも行きたいし…と思っていたところ『Paris Museum Pass』なるものがあることを知った。 このパスがあればパリ市内外の美術館などの名所50ヶ所以上を周ることができる。 パリといえばなルーブル美術館やエトワール凱旋門など有名スポットもあれ

          【パリ旅日記②】パリで無敵モードのわたし(美術館めぐり編)

          【パリ旅日記①】パリで無敵モードのわたし(移動手段編)

          いよいよパリで過ごす日々が始まった。 以前私がパリに来たとき、ネットやスマホはもちろんあったけど、今ほど情報が豊富ではなかったように思う。 そのときと比べて今は海外を旅することへのハードルが本当に低くなったなぁとしみじみ思う。 スマホがあれば、気楽に、しかも時にお得に街を自由に動くことができたからだ。まさに怖いものはない、無敵状態! 特に私に無敵感をくれたのが、 Navigo Semaine(ナヴィゴセメーヌ)とParis Museum Pass(パリミュージアムパス)

          【パリ旅日記①】パリで無敵モードのわたし(移動手段編)