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【パリ旅日記⑥】わたしが選んだパリの宿のこと

滞在中の宿はホテルにした。
当初はアパルトマンを借りることも考えたけど、一人であることや費用の面などを考えて最終的に今回はホテルを選んだ。

半年くらい前から探し始めたけど、7月かつ五輪需要もあってかやっぱりどこも高い。しかもどんどん予約が埋まっていくので焦る。

GoogleMapでホテルを片っ端から見たりしていると立地的にも金額的にもいいかなと思うホテルを見つけた。

「LES HÔTELS DU PRÉ」は10区内で徒歩圏内に4つのホテルをやっていて、部屋の空き状況から2カ所に宿泊することにした。

当時ある予約仲介サイトに関する金銭的なトラブルのニュースがちょうど出ているときで、そういうサイトを使うことに対して少し不安を感じていた。
このホテルは公式HPから簡単に予約できそうだったのでそうすることにした。

10区は北駅があるエリア。
今回はユーロスターでロンドンからパリに入ったので、宿の場所が北駅から近いというのは良かった。
ただ、パリの治安が悪い場所として必ずのように北駅周辺と聞くから、到着するまでは大丈夫かなぁと心配だった。

北駅に到着してみると確かに少し雰囲気は違うな、と感じる。
声をかけられたりすることはなかったけど、駅前で何をしているかわからない人たちが何人もいたりする。
なんか見られている気もしてここでぼやぼやしてたらダメだな、と思った。

北駅はとても立派な駅でした。

北駅から西へ歩いて10分くらいで1軒目のホテルに到着。
ホテル周辺は飲食店が連なる通りがあったり、賑やかすぎず静かすぎずで怖さは感じなかった。とりあえず一安心。

メトロは7号線のポワッソニエール(Poissonnière)駅が近く、オペラ周辺にも歩いて出られるので立地的には便利だった。

1軒目ホテルの前の通り。
ホテル室内。フロアの廊下は極狭、隣の部屋のドアもめっちゃ近い。部屋も狭いんかなーと不安に思いながら入ると広くて天井も高い。お、これは快適に過ごせそうだぞ、と嬉しくなった。
ホテル室内からの眺め。これで夜の9時を回ったくらい。パリの夜は明るい。

パリのホテルは冷房がないところが多くて、私が宿泊したところも例に漏れず。
日当たりが良い部屋だとちょっと暑いなと感じる。小さい扇風機を持って行ったのは正解だった。
夜は肌寒いくらい涼しくなるので寝苦しくなることはなかった。

1軒目から歩いて5分くらいの2軒目ホテル周辺。この辺りの方がさらに落ち着いた雰囲気で好きだった。
2軒目ホテルの室内。広くて清潔感もあって快適。
朝食の部屋。ホテルの朝食を食べたり、近くのパン屋で買ってきたり。
ホテルのパンもクオリティが高くて嬉しい。
歩いてすぐの公園は子供たちに大人気。夕方頃にはめっちゃ大にぎわいだった。
近所の人たちの憩いの場って感じ。
ホテル前には雰囲気のある小さな橋があって、その下はこんな風にちょっとした遊び場になっていた。
毎日この橋の下を歩くのが楽しみでした。

私が宿泊したホテルはどちらもフロントの人たちが優しくて感じが良かった。
外出の際には部屋の鍵を預けるタイプで多少不便さは感じるけど、フロントの人と挨拶をしたりちょっとしたコミュニケーションができるのは嬉しい瞬間でもあった。

宿を選ぶのは選択肢が多すぎて本当に難しい。
いろいろと不安を感じながらここまで来たけど、運よくアットホームで落ち着く場所だった。おかげでパリ滞在をより充実させることができたのは間違いない。


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