筋電図検査をした話(重症筋無力症)

10/19(月)15:00 筋電図検査を受けてきた。
痛いとのうわさでビビりながらも行ってきました…。

①神経伝導検査

電気のプラグみたいなものを身体の部位に表面から当てて、電気刺激を送ってその反応を見る検査。これは主治医ではない先生が行いました。
私は左の方が症状が出やすいので、すべて左の下腕、上腕、首、顔で行いました。
「送ります」と言われて始まった検査。
「送られる」と、刺激が神経を伝わって、勝手にその神経がつながる場所が動く。
”ドン”っていう感じの刺激。痛くはなかったけど、いきなり「送られ」て、いきなり身体が動いたからびっくりしました。
刺激を送りプラグの位置を確認した後、本番。5回ほど連続して刺激を送りました。
…簡単にどのような反応が起こるかくらい、声をかけてほしかった…緊張していたし、何が起こるかこちらはわからないので…
この検査で重症筋無力症特有の結果が出たかはわたしはわからない。もしかすると次回の受診で教えてもらえるかもしれないです。

②針筋電図

主治医が登場して、次の検査が始まります。検査自体は先ほどの先生が担当し、主治医がそれをアドバイス等しながら一緒に見ていく。
この検査は針を筋肉に刺して、安静時と筋肉を動かしたときの筋肉の様子を記録していく検査です。
私は一番左目の眼瞼下垂の症状が出やすいので(=一番結果が出やすい)、左眉間あたりに針を刺しました。
眉間に少し力を入れて、針を刺す。筋肉にしっかり刺すように少し針を調節して、刺さったら検査開始。
安静時から記録は始まっており、そこから主治医の合図に合わせてしばらく眉間を寄せて目を軽くつぶるように力を入れる。
安静にして、力を入れて…これを何度も繰り返しました。
ここで一旦その場で解析をするとのこと。
主治医は見学している研修医に解説しながら、検査をした医師と技師に話しながら、「ここがいいね」と上手く取れたであろう結果を何個も選んでいく。
そして「検査これで終わりでいいよ!」と主治医。
主治医は検査の最中も「ちくっとするよ、ごめんね」などこまめに声をかけてくださり、非常に安心して検査を受けられました。

結論

おそらく針筋電図のほうで重症筋無力症の特徴的な結果が得られたようです。
安心して今の治療を継続していけば大丈夫とのこと。
神経伝導検査はほとんど痛みはなく(当たり所によっては少し痛む)、ただ勝手に身体が動くのでびっくりする。
そして針筋電図は、針を刺すとき注射程度の痛みがあり、また良い場所に刺すために動かすときに多少痛みがあったけど、それも注射程度のもので耐えられないほどのものではなかったです。

次の診察は10/27(火)。
主治医は仕事を変える必要ないよ、とMG患者のQOLを考慮したご意見をくださったけど、わたしはそもそも保育士を長くやるつもりではないので良い機会だし辞めたいのと、結構身体がきつい中続けても幸せではないのでなるべく早く辞めたいです。
そんな話も先生にしてもいいのかな?