見出し画像

失敗談:チューブレスタイヤがリム打ちパンクした話

はじめに

ロードバイクを楽しむ人々にとって、タイヤのトラブルは避けられない課題ですよね。特にチューブレスタイヤを使用している場合、パンクの対処法や予防策を知っておくことが重要だとつい最近になって実感しました。本記事では、筆者が経験したチューブレスタイヤのリム打ちパンクとその対処法について詳しくお伝えします。この体験を通じて、同じような状況に直面したときの参考にしていただければ幸いです。


草木湖へのライド

その日は晴れていて、気持ちよく群馬県の草木湖までライドに出かけました。ライド全体は110km1000upのコースです。草木湖まで行って湖の周回コースを楽しみながら、最後の下り坂に差し掛かったときに事件は起きました。下り坂を走行していると、カーブを曲がった先に草木湖のダムが一望できる美しい景色が広がっていました。先にあるベンチで休憩しようと思ったその途中、目の前にグレーチング(排水路の上に乗っている網)が現れました。※事件現場のリンクも貼り付けます。

パンクの発生

グレーチング手前で段差に備えようと思った瞬間、「ダン!!プシュー。。。」という音とともに、リム打ちパンクが発生。ちゃんと見れてなかったのか、その奥にコンクリートが剥がれたような溝がありました。自転車を止めて状況を確認すると、タイヤのサイドカットが確認できました。使用していたのは13000円もするコンチネンタルグランプリ5000STRタイヤで、心もお財布も痛む瞬間でした。IRCのファストリスポーンを注入しましたが、どんどん泡が漏れていき、空気が入らない状態です。結論として、リムが当たってサイドカットが発生し、完全にタイヤが使用不能になってしまいました。

ガソリンスタンドでの応急処置

一旦、安全な場所に移動して修理を試みましたが、空気が入らない状況は変わりません。念のため用意していた予備のチューブも家に置いてきてしまい、完全に詰んだ状態です。色々と考えた結果、1.5km先にあるガソリンスタンドへ向かいました。幸運にも、ガソリンスタンドの店員さんが非常に親切で、さんざん一緒に悩んだり、お茶やお菓子をくれたりする中で、解決策としてバイクのパンク用パッチを提供してくれました。これが正解で、何とか空気が入りましたが、若干の漏れを感じる状況でした。

帰路の苦難

ここからが本当の勝負です。家まで約50kmの道のりをこの状態で帰ることにしました。途中、コメリで空気入れをお借りましたが、仏式バルブには対応しておらず困りました。しかし、ファストリスポーンのバルブを利用することで、通常の空気入れやガソリンスタンドの空気入れでも対応可能でした。これにより、何とか空気を補充しながら帰路を進めました。そして、ようやく行きつけのショップに到着し、新しいタイヤを購入して無事に家に帰ることができました。

教訓とまとめ

今回の経験から学んだことは、チューブレスタイヤのリスクを理解し、適切な準備をしておくことの重要性です。特に、予備のチューブを持ち歩くことがいかに重要かを痛感しました。また、応急処置の方法を知っておくことで、予期せぬトラブルに対処できる可能性が高まります。

チューブレスタイヤでもリム打ちパンクは発生することがあります。段差には十分気を付けることが重要です。また、チューブを持っておくと、今回のようなトラブル時に非常に役立ちます。今回の私の経験が、皆さんのライド生活に少しでも役立てば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?