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おじさん小学生の絵本チャレンジ3回目

今回調べた絵本はこちら

ぬけすずめ 

文:桃月庵白酒
絵:nakaban
編:ばばけんいち

図書館で絵本を探してる時「これドット絵じゃねえか!」と驚いて借りた。

属性情報

読んだ日 2021/02/26
note投稿日 2021/03/01
題名 ぬけすずめ
作者 絵:nakaban 文:桃月白酒 編:ばばけんいち
発行所 株式会社あかね書房
第1版発行日 2016/05/20
刷数 1
価格 1,500
装丁デザイン 椎名麻美
発行者 岡本光晴
協力者 佐野正幸(プリンティングディレクション)筒井大介(野分編集室 企画編集)
組版・印刷所 図書印刷株式会社
製本所 株式会社難波製本
ISBN 978-4-251-09506-0
ページ数 32p
サイズ 29.2cm*21.8cm
画法 ドット、デジタル

本作はあかね書房の「古典と新作 らくご絵本」シリーズの第6弾。題材は同名の古典落語より

古典ということもあってか、オチがちょっと分かりにくい。絵本ではいわゆる「マクラ」の部分でオチの解説をしているが、落語を知っている子が読むか、落語に詳しい親が読み聞かせるのでなければ???となるかもしれない。

さらに(ドット絵としても)絵が独特で、なんとも言えない気持ちになる。曰く、「デイヴィッド・ホックニーのiPad絵画からの影響」らしい。

ポップアートの人と聞いて、ちょっと納得した。

70歳を超えても新しい画法(デジタル)に挑戦するデイヴィット・ホックニーを見て、絵担当のnakabanさんも負けじと新境地に挑戦したというわけか。

作者 文・桃月庵白酒

正式には「三代桃月庵白酒」2005年に真打となった落語家さん。寄席をしながらラジオやテレビにも出演しネットラジオもやっている様子。

ただ月例の自主公演情報はコロナの影響もあってか、去年の12月で更新がとまっている。

と思ったらガンガンやっていた。

と思ったら病気療養中だったらしい。5000人近くフォロワーがいるのにアイコン画像が初期のままなのが面白い。

全部読んでしまった。

作者 絵・nakaban

nakaban(画家)
なかばん|1974年広島県生まれ。広島県在住。
旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、印刷物の挿絵、絵本、映像作品を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽と幻燈で全国を旅する。’13年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。
主な作品に絵本『よるのむこう』(白泉社)『みずいろのぞう』(ほるぷ出版)『ないた赤おに』(浜田廣介作/集英社)『フランドン農学校の豚』(宮沢賢治作/ミキハウス) など。

ホームページによると、この「ぬけすずめ」(2016年)が最新の仕事となっている。

絵画作品は別のブログに公開していた。こちらは最新の投稿が昨日(2021年2月28日)だった。

仕事に関する記事もあったので、ホームページの更新がおざなりになっているだけだろう。

作者 編:ばばけんいち

「古典と新作 落語絵本」シリーズを手がけた編集者の方。情報がないと思ったが個人のtwitterを見つけた。

編集業のかたわら、落語や音楽のライブを企画・主催している様子。さっきの桃月庵白酒さんのネットラジオの相手役として出演もされていた。

↑作者(文)と編集者のツーショット

発行所 株式会社あかね書房

1949年4月5日創業の児童図書出版社。千代田区に本社を構え、大阪営業所を持つ。さらに株式会社京北との提携で、桶川に独自の物流センターをもっているようだ。

児童図書に特化した物流倉庫の会社があるんだな。

装丁デザイン 椎名麻美



個人でもかなり発信をされている様子。ブログは2016年で止まっていたが、お仕事の内容についてかなり具体的に記載があった。

協力者 佐野正幸(プリンティングディレクション)

「伝説のプリンティングディレクター」なの!?

ロングインタビューもされていた。これは後で読まねば。

協力者 筒井大介(野分編集室 企画編集)


筒井さんが所属している「野分編集室」は、京都の器と本のお店nowakiにあるということでいいのかな?

組版・印刷所 図書印刷株式会社

ここは先述の佐野さんが所属している会社だな。

商号 図書印刷株式会社
(Tosho Printing Company,Limited)
本社(本店所在地) 東京都北区東十条三丁目10番36号
創業 1911年(明治44年)3月17日
設立 1943年(昭和18年)3月17日
代表者 代表取締役社長 川田 和照
資本金 13,898百万円
従業員数 1,456名(2020年5月31日現在)

ものすごい大きな会社だった。グループ企業がほかに7つもある。

製本所 株式会社難波製本

ここ…かな?

どうやら製本所というのは外部に向けて情報を頻繁に発信する業種ではないようだ。

資本金 6,000万円
従業員数 約120名

でもけっこう大きい会社だった。障害者雇用もしているらしい

あとがき

思いもよらずボリュームのある記事になってしまったが、楽しいのでヨシ!

これを毎日ペースでは更新できないので、また来週1記事あげるくらいのつもりでいこう。



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