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初心者の麻雀ってメチャクチャだよね(自虐)

麻雀ファンの皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はMリーグ2011-2022のセミファイナルをたまたま視聴してから、すっかり麻雀ファンになった麻雀おじさん(初心者)です。

ネット麻雀の雀魂もデビューしてほぼ毎日楽しく打っております。
でも最近思うのですが、自分で言うのもなんですけど初心者の打牌とかメチャクチャだよなって思います(笑)

初心者の麻雀

私はネット麻雀しか知りませんけど、麻雀って1打1打の展開が早いじゃないですか。将棋みたいに自分の手番で長考とかまずあり得ませんし、雀魂のようなネット麻雀だと制限時間もあります。

私も一応強くなりたいので座学もそこそこ勉強してるつもりではありますけど、雀魂の牌譜機能を使って振り返ってみるとビックリするほどメチャクチャな打牌をしてる事に愕然とさせられます。何切る問題だと延々と考えて回答出来ますけど、実践はそんな時間が無いのでミスが多いんですよね。プロでもミスするって言いますもんね。

ところが初心者に関しては(極めて)致命的なミスが多く見受けられる事に気づきました。あり得ない打牌をしてることが多いのです。穴があったら入りたいとは正にこのこと。恥ずかしくてサーバーからデータ消去したい気分です(笑)
初心者に関しては特に牌譜を振り返って反省した方が上達の早道なのかなと最近思います。将棋に例えるなら簡単な1手詰めを見逃してる事が多すぎるのですよね。

例えば実践の中でA・B・Cの3つの選択が出来る場面で、上級者の場合はそれぞれ(短い時間の中で)比較検討してAを選択したとしましょう。それが勝利の一打となって称賛されたりすることもありますよね。
ところが私のような初心者の場合は、そもそもAしか見えてなくて比較検討も何もなく、そのままAを打牌して(たまたま)アガれてしまって結果オーライってのがあります。その時の自分は鼻息荒かった所ですが、いやそれマグレだから。。。

そもそもいきなり立直しますか?みたいなポップアップが出て初めて「聴牌してるの?」って気づくこと多いんですよ初心者は(笑)
1順目に何も考えず切った後で「あ、ドラだった(笑)」とか普通にありますし、アガった後に「あれ?これ三色も付くの?(笑)」とか上級者には信じられませんが普通にあるんです。1日何戦もしてると集中力も切れてくるので結構適当になってたりするのかも知れませんが酷いものです。牌を切った後で「あ、それ違うわー」みたいに自分で気づくミスも多数あって、正直初心者の河なんてメチャクチャだと思います。ある意味高度な迷彩が施されているので、上級者が初心者卓で苦戦する原因の一つかも知れませんね。

とにかく上達の早道は致命的なミスを無くすことが重要と結論付けました。

麻雀AIについて

将棋の世界では随分前にAIが人間の強さを超えて、今ではとんでもないレベルまで達しているのは周知の事実です。実際プロ・アマ問わずにAIを使っての研究も盛んでAI抜きでは考えられない時代になりました。

麻雀に関してもAIがかなり強くなっており、有名なマイクロソフトのAIが天鳳で10段を達成したのは大きなニュースになったようです。

残念ながらマイクロソフトのAIは一般には公開されていませんが、AIに牌譜を検証して貰うサービスもあることを知りました。それがNAGAです。このAIも最新バージョンは相当強いとの評判で、有料ですが自分の牌譜を解析して貰えるサービスとしてとても人気があるようです。

その他には巨大掲示板で知ったのですが無料のAkochanというAIの存在を知りました。こちらは導入するのに少し苦戦しましたが無料で使えるのはとても良いです。その後、すぐに同じ巨大掲示板でMortalという無料AIが話題になって今ではそちらに乗り換えました。Akochanは解析するまで結構時間が掛かるので少しストレスなんですよね。その点、Mortalだと自分のパソコンスペック関係なく、牌譜のURLを打ち込んで数十秒で結果が出てくるのでかなり重宝させていただいてます。その後、色々なところでMortalが記事で紹介されてますので麻雀ツールとしてとても優秀なのだと思います。

残念ながらこれら麻雀AIは将棋のように読み筋を教えてくれたりしません。色々な計算をして打牌の優劣を表示しているだけです。元々麻雀は相手の手牌や山が見えませんし、不確定要素の多いゲームですから絶対的な答えは永遠に出せないと思います。AIによってはその局面をどう捉えるかで判断が分かれると思われます。

とは言え、あり得ない打牌をしている初心者にとってはこのようなAIツールは気づきを与えてくれるので本当に助かるのです。私が冒頭にあり得ない打牌をしていると書いたのは、これらAIが教えてくれた結果なのです。

検討の重要性

AIはツールとしては有用ですが過信しない事も重要だと考えます。
将棋のAIもそうでしたけど、AIが強くなるにつれて答えも変わるからです。現在の結論はそうだったとしても将来的には違う判断になるかも知れないので、あくまで参考程度にすべきでしょう。

但し初心者に関しては、一戦一戦あり得ない打牌を探して反省するには絶対的なツールになりそうです。ホント恥ずかしいのでここには晒しませんけど、何でこんな牌を切ったの??ってのが数多くあります。雀魂に関しては、玉の間(雀豪)まで行ってようやく初心者脱出って言われてますが、説得力あるなと感じてます。先が長いわ(;´Д`)

ただ、AIに全否定された打牌でも何故そうなるのか分からない時もたまにあります。

この時、何も考えずに浮いてる8筒を切ったのですがMortalさんは全否定でした。何か萬子は一気通貫がほのかに見えますし、浮いてる2つの牌のうち7筒しか両面にならない8筒は真っ先に要らないと思って処理したのですがダメなんですね。多分今でも8筒切りそうですけど。。。

Mortalさんの選択は一萬。
一萬以外の選択は人権がないと言ってます。マジか・・・

長時間考えて、確かに一萬を切った後に二萬を持ってきても五・七萬のポン材を活かしてタンヤオ目指して仕掛けられそうだし、、、いやいや待て待て、そもそも一萬はそんな要らん子なんか?ブロック数足りてないし、一萬か八筒か三索に何かくっ付けるしか無いのでは?そう考えると一萬と八筒にそんな大きな違いがあるとは思えないけどなぁ(一気通貫目指そうよ)。やっぱり別の原因があるのだろう。じゃあ何だ?とか永遠ループで時間だけが経っていくんですよね。

結局これに関しては自分の中で結論は出ませんでしたけど、色々考える事は結構大事なんじゃないかなと思ってて、時間をそれほど無駄にしたと感じてないのです。

ただ自分の中では実践と座学と見直しをバランス良くやることが上達には良いのかなと思ってます。初心者で説得力無いけど。。。

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