こんにちは♪
北海道民のオジロワシ🦅です。
家族旅行で久しぶりに大阪に行きましたが、
今まで行ったことのない「大阪城」は、ぜひ一度は見てみたい🏯。
北海道にはお城は松前城しかないですからね。
江戸城も今は石垣だけなので、本格的なお城を見るのは初めてです😸
以下、訪問ログです💁🏻
大坂の中心地に再現された歴史舞台
「大阪状」といえば、豊臣秀吉が築いたお城として有名ですが、
実は様々な歴史を持っている城です。
エピソード.0:石山本願寺の時代
時は戦国、「応仁の乱」から30年後の明応5年(1496年)。
浄土真宗の蓮如上人が、坊舎をこの地に築いたのが大阪城の始まりです。
その後、この坊舎は、浄土真宗の拠点「石山本願寺」となり、たくさんの商人や町人が集まる寺内町として発展しますが、
天下統一を目指す織田信長との抗争の結果、天正8年(1580年)、「石山本願寺」は焼失してしまいます。
エピソード.1:豊臣の時代【初代】
その2年後の天正10年(1582年)に織田信長は「本能寺の変」で討たれますが、翌天正11年(1583年)から、政治の主導権を握った羽柴秀吉が天下統一を目指して、石山本願寺があった地に、安土城を越える壮大な大坂城の築城を開始します。
羽柴秀吉が関白になった天正13年(1585年)、
大坂城の天守閣が完成。
更に秀吉は、天正14年(1586年)に豊臣という新しい姓を天皇から賜り、
天正18年(1590年)、名実ともに天下を統一し、
大坂城が豊臣政権のシンボルとなります。
その12年後、慶長3年(1598年)に秀吉が62歳で亡くなった後、「関ヶ原の戦い」(1600年)、「大坂冬の陣」(1614年)を経て、慶長20年/元和元年(1615年)の「大坂夏の陣」で、豊臣氏は滅亡。大坂城も落城します。
この時、徳川幕府によって、豊臣の大坂城は跡形もなく埋め立てられてしまいます。
※余談ながら、
徳川家康が征夷大将軍に任じられるのは、「関ヶ原の戦い」の2年後。慶長8年(1602年)のことです。
エピソード.2:徳川の時代【2代目】
「大坂夏の陣」から5年後の元和6年(1620年)、2代将軍・徳川秀忠の命により、大坂城の再築工事が始まります。
10年の歳月をかけて2代目の大坂城は完成しますが、それから約40年後、4代将軍・家綱の時代に、天守が落雷によって焼失してしまいます。
以来、天守がないまま、徳川が作った大坂城は、幕府の西日本支配の拠点として続きますが
1868年に起こった明治維新の動乱で、多くの建物が焼失してしまいます。
エピソード.3:昭和の天守閣復興【3代目】
明治以後、大阪城は陸軍用地として使われます。
その後、昭和6年(1931年)、当時の大坂市長であった関一氏の提案で大阪城の天守閣が鉄骨鉄筋コンクリートで復興されます。
寛文5年(1665年)に天守が失われてから266年の時を経て、大阪城の天守閣は再びその姿を現したという訳です。
知っているようで、意外に知らない、大阪城。
まさか、三代目だったとは、驚きですね!😅
▶ アクセス
大阪城の住所は
大阪府大阪市中央区大阪城1-1。
住所そのものが「大阪城」なんですね😅
大阪城は広いので、東西南北の角に駅があります。
南西側が「谷町四丁目駅」、南東が「森ノ宮駅」、北東が「大阪城公園駅」。
「谷町四丁目駅」側の「大手門」を通って「大阪城公園駅」の「青屋門」へ向ける3kmのルートがおすすめだそうです。
なお、営業時間は9時〜17時(天守閣への入館は16時半まで)となっています。
我々一家は、ホテルのある弁天町から真っ直ぐ行ける地下鉄・中央線で向かいます。
15分程で「谷町四丁目駅」に到着。
東改札を出て、9号出口から地上へ。
目の前に、NHK大阪放送局と大阪歴史博物館がドドンと現れます。
この建物の先、駅から徒歩10分弱で、大阪城公園の入口に到着します。
大阪城公園を散策する
ここから大阪城の天守閣まで結構距離があります。
ブラブラと散策しながら、天守閣を目指します。
(案内板の記述を転記しておきます。)
【大手前の馬場】
【大手門(重要文化財)】
【多聞櫓(重要文化財)】
【大手口枡形の巨石】
【千貫櫓(重要文化財)】
【桜門枡形の巨石】
【旧第四師団司令部庁舎】
大阪城天守閣へ
大阪城の中には、天守閣を飾る「鯱瓦」と「伏虎」の原寸大のレプリカが展示されています。
豊臣秀吉が築いた大坂城は「三国無双の城」と讃えられるほどの豪壮な城郭だったそう。
秀吉は難攻不落の城を築くと同時に、政治・経済・軍事・文化の中心地となる大阪の町作りも行います。
これこそが、織田信長から受け継いだ天下統一の構想を、豊臣秀吉が実現した証とされます。
大阪城公園公式サイト
↓
まとめ
大阪城公園は、予想以上に広かったですね。
我々家族は、2時間ほどの滞在でしたが、3~4時間かけてゆっくり散策すると良いかもしれません。
大阪城を見に行く際の参考になれば幸いですw
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました
m(_ _)m
(2023年6月15日訪問)
(2023年8月18日投稿)