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わたしの「日記」、手書きはやめられません

日記のようなものを書いてます。「ただ時のすぎゆかぬように」と阿久悠さんを手本にして日々の身近なニュースを一つ。新聞などの切り抜きを貼りつけて、横に自分の見方や感想を手書きで記しています。ほぼ日、noteと違って日付が過ぎても帳尻合わせができるので「結果、毎日」です。

文字書きはPCが主、でも手書きから離れたくない。基本は紙とペン、道具にはこだわりがあります。新しいのがでれば時々試してみるのですが、いつの間にか使わなくなる。これにはこの筆記具をと決まってしまったようです。

最初はロディア用紙にシグノで始めたのですが、その後、紙の軽量化とペン先の滑りから、トモエリバー52g(クリーム)とペリカン緑縞軸Mにミステリアスブルーインキに変えました。ペラペラでも抜けがなく、インキの色が映えます。薄い緑線で枠とマス目をプリントして使ってます。

道具にこだわった手書きは快適です。でも残念ながら見映えがいまひとつ。「ゆっくり、丁寧に」と書きはじめはいつも思うのですが、行をふるにしたがってくちゃくちゃに、マス目も関係なくなってしまいます。絵も、地図なんかも書き込むし、スペースが足りなければ他の紙に書いて貼りつける。日記というよりスクラップノートですね。1週間分くらいは持ち歩いて、その後3つ穴バインダーに綴じておきます。

一方、メモ書きは手帳に鉛筆です。これに必要なのは安心感です。インキ切れ、詰まり、ボタ落ち、芯折れなどがあるとイライラします。濃く書けて、芯を削らなくてもよい「大人の鉛筆(2B)」は合格品です。紙はなんでもよいのですが、バラバラ1枚だとなくすことがあるので、もらい物の古い手帳を使ってます。書いたメモは破り取って「日記」に貼りつけます。

新聞や雑誌、線引きとキーワード書きはデルマトグラフの赤。太く書けて目立つのがよい。少しずつ皮をめくるようにして芯出しする、これも削る必要がないのでどこでも安心です。

わたしの「日記」はnote描きのプラットホームです。読み直して、使えると思うところにデルマトグラフでチェックを入れ、コンテを「鉛筆」でメモ書きしたり、貼り付ける。それをひとつ選んでnoteに仕上げるのが日課、考えるプロセスにつかうのが文字だけじゃないのでPCは不自由です。

この「日記」、これは他人(ひと)に読んでもらうものじゃありません。あとで自分でも読めない字があって時々悩みますが、「日記」は手書きにかぎります。