ヒーローは旅に出る、これがストーリーの王道
トシヨリは時代劇が好きだ、と養老孟司さん。ご自身もコロナで在宅が増えて、暇なときによく見るのだそうです。「見ていてラク、脳みそが休まる」といいます。主役と悪役、後半でチャンバラのハイライトシーンがあり悪者が成敗される。あらすじが分かりやすい、大人向けの昔話だと。
「鬼滅の刃」が大ヒットしています。
家族を鬼に殺され、仇を討つために、厳しい修行をし、仲間をつのって鬼狩りに旅立ちます。キャラクターやシーン、力作でわくわくしますね。
遠目で見ると似てませんか?「桃太郎」に、「一寸法師」に。
そう、ヒーローは旅立つのです。悪者を退治しに。
このストーリー展開が定番なんですね。ハラハラ、ドキドキしながらも、なんとなく安心感がありますよね。「鬼滅」も王道をはずさないのでしょう。
トシヨリは時代劇、若い人は桃太郎。いいじゃないですか。分かりやすくて。
でも、分からないのが少女マンガと韓流ドラマ。このジャンルにもストーリーの王道があるのでしょうか。