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山登り仲間へのメール、しばらく連絡がつかなかったTさんからの電話

みなさん
お元気でお過ごしのことと思います。
そろそろ、ワクチン接種のお誘いがくるのではと首を長くしてお待ちではないでしょうか。

Tさんの件です。
昨年12月、
「これから入院するから」
「よくわからんが、がんらしい」
と、出がけの一報をいただいたきりで、年賀状もなく心配してました。

2日ほど前、Tさんのケータイから着信があったのですが、うっかりして気がつかずそのままになっていました。
本人が出てくれれはよいが、と余計なことを気にしながらかけ直しました。

「おー久しぶり!」
変わらずの福山言葉が返ってきました。

腎臓のがんが転移して、入院加療3週間を5回繰り返し、今自宅に戻っている。
治療は堪える。良くはならなくても、これ以上悪くならなければ。
薬のせいで食事もままならず、旨くない。
85kgあったのが痩せて73kg。
でも丁度よい具合だ、体が軽くなった。
東京にも行きたいけれど、こんな具合じゃままならん。
仕事はどうや?
動けない今がチャンスだぞ。

話しているうちに、だんだん、調子がよくなってきたようです。
声には張りがあります。

安心しました。
昨年奥様を亡くされ、ご長男と同居されていると聞いています。
たしか83歳、しゃべり方も話題も変わりありません。
話を聴き、声を聞かせてあげてください。
よろしくお願いします。