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2024年辰(龍)年!年賀状サンプル一挙公開!

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年賀状も出すなら大詰め!
2024年1月1日に確実に相手方に届けるためには2023年12月25日のポスト最終集荷に間に合うように投函しましょう!

前回、宛名書きについて取り扱いました↓↓↓

今回は、来年辰年の年賀状サンプルを一挙に!

2024年は辰(龍)年!


普段はあまり干支を気にすることはないかもしれませんが、年賀状と言えば干支!来年は、辰!
辰は龍(竜)のことで、十二支(子・丑・寅・卯・・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の中では唯一架空の生き物です。

▼四種の霊獣
中国では、龍は四種の霊獣の一つ。
龍(リュウ)、麒麟(キリン)、鳳凰(ホウオウ)、霊亀(レイキ)。この中でも龍は最も力のある動物とされ、王様の生まれ変わりとも言われる。

ちなみに、十干十二支(還暦のもととなっている数え方)では、2024年は甲辰。

▼十干十二支
・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
子・丑・寅・卯・・巳・午・未・申・酉・戌・亥

12年で一番、絵は難しいけれど、文字は様になる年!


「子・丑・寅・卯・・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12個のうち、最も絵が難しく、文字が様になるのが辰(龍)なのではないかと筆者は思います。

また辰(龍)のイメージと、筆文字との相性も抜群
(例えば、「子」「鼠」「ねずみ」「ネズミ」などの文字をドーーンと力強い筆文字で書くのは少しネズミという動物のイメージと離れてしまうもの)

一方で、絵はド素人の筆者からすると、特徴のあるウサギやヒツジなどと比べて、俄然捉えどころのないのが龍のような気がします。長くするとヘビのようにも見えてしまうし・・・

なので今回は「龍」の文字主体デザイン多めで考えてみました。


みっちり篆書体

龍の書体は篆書体。はがきいっぱいに「龍」の字を埋めました。墨が乾いたら銀色の筆ペンで文字を乗せました。印も大きめ。

龍×ひらがな

龍の書体は楷書体。「あけましておめでとうございます」はあえて英語をひらがなで書いて、ちょっとした抜け感を。

龍のイメージ⁉行書体

龍のしっぽのようなイメージも彷彿とさせる行書体。龍がドンとしているので、何だか「謹賀新年」はひらがなを合わせたくなりました。

「龍」×飛沫

龍の字は異体字の楷書体。薄めた墨を筆に付けて、はじいて墨の飛沫を飛ばしてみました。

シンプルに「辰」

龍の字がカッコいいので、「辰」の字案が少なくなってしまいましたが、「辰」はシンプルで潔い感じ。

迎春×筆ペンの竹

これは寅年のときに書いた案ですが。竹はグレーの筆ペンをかなり寝かせて書きました。(とっても簡単!)

筆ペンは一択ぺんてる派!!!

へたうま??シンプル富士山

こういったものを書くと「よく分からない・・・みつを??」と言われること多々ですが。筆者は、ぼさぼさの筆で極力要素を減らして書くのが好みです。

赤富士×迎春

こちらは令和二年の作。(文字が若い・・)いつもは白黒で生きる書家が色に手を出すのは難しいですが、やっぱり色の力ってすごい!豊か!
これは赤と白のアクリル絵の具チューブをそのまま紙に塗り付けています。

平安時代のかな文字×散らし書き

こちらは平安時代に生まれた形式の散らし書き。「初春のおよろこびを申し上げます」と書いていますが、全体に濁点は無く、最後の「げます」は変体仮名「介万寿」と書いています。

筆文字×英語

筆でアルファベットを書くのも楽しい。二枚目は金の筆ペンでハートを書いています。

ミニミニ年賀状

最後に。
筆者は何でもミニチュア作品にきゅんときます。毎年はがき4分の1サイズにミニチュア版を作っています。

画像では伝わりづらいかもですが、かなり小さいです。


少しでも年賀状のアイディア参考になればこれ幸い!



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