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ゲームボーイアドバンスをIPS液晶化してみた

さてさて、賢明な読者なら、おじさんが最近GBAばかり遊んでいるのに気が付いているかもしれない。なぜかと言うと、最近、初代GBに続いてGBAにもIPS液晶を導入したので、おじさんの中でGBAブームが来ているのだ。

初代GBのIPS液晶化はこちら。

初代GBですっかり味をしめて、またRetroSixでシェルと一緒にパーツを購入したよ。

おじさんとGBAの思い出

ちょっと思い出話をさせてくだしあ。

発売から今年で21年!おじさんは発売日に購入して、2年ぐらいはがっつり遊んでいた愛着のあるゲームハードなの。

遊んでいたといっても、おじさんが当時から興味があったのが改造だ。GBAの液晶が暗いことには当時から不満が出ており、海外ではフロントライト化キット、「アフターバーナー」なるものが販売されていた。

BenzoさんというGBA改造業界の第一人者的な人が、海外からの共同購入を募っていて、おじさんもそれに参加した。はんだごて使って取り付けたものの、見た目が悪かったねぇフロントライトは。

また、ハード面だけでなく、ソフト面でも改造が一部界隈で流行っていた。それが「PogoShell」だ。

こちらも日本ではBenzoさんが普及したようなもので。Flash Advanceという空のカートリッジに、PogoShellというソフトを入れるとGBAが今でいうエミュ機のようなものになる、という代物だ。

GBAのロムデータを複数入れたり、セーブデータを管理したりできるだけでなく、ファミコンのエミュ機も搭載している素晴らしいソフトだった。

GBやGBCのロムも、goombaというソフトを使えばGBAロム互換に変換できるため、当時としては最高のエミュ機だった。

Benzoさん、元気してるかなぁ。


それではここから、おじさんが購入したものを挙げていくよ。

1. Game Boy Advance IPS Screen Kit

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まずはFunnyPlaying社製のIPSキットV2。どうも中華サイトだとV3だのV4だの出ているけど、本家の最新版はV2。中華製は激しくお勧めしない。

組立方法はこちらのドキュメントが参考になった。

2. Game Boy Advance Shell (Pearl White)

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初代GBと同じようにパールホワイトで揃えてみた。RetroSix、やはりケースは素晴らしい。当然IPS液晶も無改造で入る。

3. Game Boy Advance Buttons (Pure White)

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パールホワイトに合わせるため、通常の白ボタンを購入。これは可もなく不可もなく。

4. Game Boy Advance Rubber Pads (Clear)

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スタート・セレクトボタンを半透明白にしたかったのでこのゴムを購入。

5. Game Boy Advance IPS Glass Screen (White Holographic)

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IPSに対応したサイズのガラススクリーン。

6. CleanJuice USB C Battery Pack (Game Boy Advance)

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初代GBでも導入したUSB-Cバッテリーパック。かなり良いんだけど、数日使ってたらバッテリー部分が破けてきたので取り外したw

バッテリー自体は中華製の品質の良くないものなので要注意。

Aliexpressで探したら同じものを発見できたので、おじさんはバッテリーだけ追加購入した。3.7V、1700mAhだそう。

7. Game Boy Advance USB-C Battery Cover (Pearl White)

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USB-Cバッテリーパックを使うならこの電池蓋も。初代GBの電池蓋は、ホワイトパールの色味が全然違ったけど、GBAは本体とあまり変わらないホワイトパールだった。でも個体差があると思うので一応注意。

8. Game Boy Advance IPS Screen Bracket

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IPS液晶のセンタリングがかなり楽になるので、こちらのパーツも購入推奨。よく考えられていて、ケーブル類も綺麗に配線できる。

9. サウンドカスタムセット

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こちらはヒミツノバさんの、サウンドカスタムセット。RetroSixのパーツを組んだ後で、スピーカーのボリュームが小さいのが気になっていたところ、運よく見つけた商品。送料も安く済み、かつRetroSixのより問題が少ないそうなので、自分的には満足。

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ヒミツノバはん、頼りにしてまっせ。でも取り付けはちょっと大変だった。あ、おじさんが購入したものと今の商品、コンデンサが変わってるな。

10. 青色チップLED

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こちらはAmazonで購入。組立後、弱弱しく光る電源LEDが微妙だったので、変えてみた。めっちゃ明るい!明るすぎるくらい。こちらも取り付け、結構大変だった。小さすぎんよぉ。


完成

そして完成したのがこれだ!

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カッコいい!!!

見て分かるように、青色LEDが明るすぎてRボタンまで光ってる。でもこれでいい。

RetroSixのシェルは触り心地最高っすよ。ええ。


GBA液晶改造比較

最後に、おじさんがこれまで改造してきたGBA液晶を比較してみよう。ちぇけら~!

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↑まずフロントライト化したGBA。20年物。無改造よりはマシだけど、光が反射して見えにくい!こんなん使えませんわ。

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↑こちらが2017年頃に中華製パーツで作った、バックライト化GBA。北米版GBA SPのバックライトと互換のある液晶。まープレイはできる。けど、あまり綺麗ではないね。明るさもちょっと惜しい。

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↑はい、そしてこれが今回のIPS液晶。LED交換前の写真だけど、液晶は明らかに綺麗じゃない???映り込みも少ない。


終わりに

というわけで、GBAのIPS液晶化は最高ですってことで。ここ数年、改造パーツもどんどん進化してきたようだけど、これでもうほぼ極まったんじゃないかな。

今じゃ中古GBAも動作品は5,000円以上するし、新しい改造パーツが発売されたからと言って、おいそれと簡単に改造はできないね。

机にGBA眠っているそこの君!改造してみてくれ!

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