はじめに
こんにちは。吉村うにうにです。普段はエンタメ系の小説を書いております。たまには純文学っぽいものを書くかと、こちらの企画を始めました。もう四回目となりました。きっかけはこちら
純文学って? よくわかっておりませんが、とりあえずマイルールを作って縛りました。
①文章の美しさを意識する(少しでも。これはエンタメ小説にも生きるはず)。文章が美しくなるなら、主語を省略して、誰の台詞かという分かりやすささえ犠牲にする。
②オチ、ストーリー展開を気にしない(してもいい)。意味分からないことも多いでしょうがゴメンナサイ、解説何処かで入れるかもです。入れたら無粋かな?
③心理描写を(できるだけ)書かずに、風景や行動で伝えようとする(これは作家さんによります。太宰治さんなんかは心理描写しっかり書いているようですが、川端康成さんはあまり書かないように見えます。)
④会話文の終わりに〇をつける。
今月の作品は「スナック韓国」です。本当は、7月に提出する筈でしたが、先月は急遽「類型」に差し替えました。
と、いうわけで、今回の作品は、先月「類型」のように連用中止法を減らす試みは、行っておりません。また、先月の「類型」のような深い心理の積み重ねによる事件発生というストーリーではありません。
ただ、幻想的な描写を楽しんで頂ければと思います。
それでは、純文風に書いた作品です。暖かい目で見て頂ければと思います。
書いてみて
今回は、以前からどうしても書きたかったが、オチがなく、コンテストに出し辛い構想だったものを、純文学として書き上げました。
構想を形にするのが難しく、心理描写を抜くのは難しかったですが、炎の表現だけは、上手く書けたかなとは思います。
次回の目指す地点
次回は、これまでの純文風の縛りに加えて
①連用中止法を避け、短文を多めに、キレのある文章を書く。
②接続助詞より接続詞を使う。
③副詞を意識する。
というところを考えて、作品を作ろうかと思っております。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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