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3ヶ月でIELTS OA7.0を達成したのでReadingについて語る
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はじめに
こんにちは、OJIです。当記事を閲覧いただきましてありがとうございます。交換留学に応募するためにIELTSの勉強に2021年6月から取り組んでいましたが、2021年9月のテストでOA7.0を取ることができました。
今回はとりわけ成績の良かったReadingについてお話していきます。勉強方法に正解はありませんから、1つの取り組み方として捉えてください。IELTSは高額なので、この記事がみなさんの出費を少しでも減らすことに貢献できたらうれしいです。
(*各個人の単語や文法レベルについては大きくばらつきがあると仮定し、ここでは割愛します。)
スコアの変遷について
最初からReadingが得意だったのでは?と思った方もいるかもしれませんので、初受験のスコアを載せてみます。
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2021年7月中旬に受験したテストです。
IELTSの形式に慣れていないというよりもPCで問題を解くことに慣れておらず、本番ではとても苦戦したことを覚えています。
初受験、見えてきた反省点
反省点が大きく3つ挙がりました。
反省点
①問題を解くルーティンがない。
②PC版のReading対策をしていなかった。
③時間配分がルーズ
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①問題を解くルーティンがない。
本番では問題を先読みせずにパッセージを読み進めてから、問題を読んでまた読み直したり…と全く戦略的ではありませんでした。
練習中も方法を確立せず、全文読んでからでも問題をするする解けていたという根拠のない自信は人を奢らせます。結果として本番では痛い目にあいました。
②PC版のReading対策をしていなかった。
Readingは公式問題集でのみ対策を行っていたため、紙で解くIELTSに慣れてしまっていました。本番で初めて読むPCの英語長文は右から左に抜けてしまい、何回も読み直しをすることになり、大きな時間ロスに繋がりました。
③時間配分がルーズ
Passage1の文章に23分もかかってしまい、リズムを崩してしまったことを覚えています。続くPassage2は18分、最後に19分残して進めることができましたが最初に崩れたリズムを取り戻すことは難しかったです。
IELTSのReadingはパッセージを進めるごとに難易度が上がるという話を過去に聞いていたため、それがさらにプレッシャーになっていました。
3つの反省点を振り返ってみました。対策1ヵ月で受けたIELTSは散々だったことがお分かりかと思います。テストが終わった時は放心状態でした。交換留学の締め切りまで2か月しかないというプレッシャーがさらにのしかかり、帰りの電車で見た相席食堂が一切笑えませんでした。
次に向けた取り組み
反省点を活かし、9月に向けて以下3点を重点的に取り組みました。
①Readingルーティンを決める
②PCでの英語ニュース読み、PC版IELTSサイトでの練習
③練習から時間を測るクセを付ける
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①Readingルーティンを決める
まずはIELTSのReadingで見られる問題パターンを確認してみましょう。
IELTSのReadingでは問題パターンが14もあるようです。こんなにあるんですね。
基本的にIELTSは、問題の順序とパッセージの進捗具合が同じです。1問目がパッセージの最後に来ることはまれだと思います。これは基本中の基本ですが、心に留めておくだけでも問題の解き方が大きく変わってきます。
さて、先読みをする戦略を立てていきましょう。
先読みはチャンクのかたまりごとにすることをお勧めします。
先に述べた通り、問題の番号と読み進み具合は基本的にリンクしますが、例外もあるためそれを警戒するためです。
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![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63231354/picture_pc_ffad2191cd980eb4c65882909e665eb2.png?width=1200)
これの15,16と23に先に目を通しておくといった具合です。
今回はIELTS Reading皆勤賞で苦手な方も多い、True/ False/ Not Givenについて解説します。
上ではTrue/ False/ Not Givenは2つ先読みするよう書きました。これはNot Givenの可能性を考えているためです。
15の該当箇所がまだ来ていないのに、16の問題のTrue/ Falseの推測をしなければならなくなった時、15はNot Givenであるということです。このように2つ以上を先読みしておくとNot Givenの推測で迷うことは少なくなります。
IELTSのNot Givenの選択は勇気など要りません。書いていない内容は容赦なくNot Givenにぶち込みましょう。Practice makes perfect.の精神です。
②PCでの英語ニュース読み、PC版IELTSサイトでの練習
紙以外で読む経験をたくさん積むことが大事です。
私はBBCを毎日読むことを心掛け、わからない単語は都度調べノートにまとめていました。特に読み進める速さなどは気にせず、世界のニュースに触れることを楽しむくらいで良いです。
今も読んでいますが、日本ではあまり放送されないタリバンの事情についての更新が多く、それらのニュースを中心に追っていました。
次は、PC版IELTSの練習について触れます。
これがPC版Readingの目玉です。
PCでIELTSのReadingを解く経験が積めます。問題難易度は普通くらいですが、マーカーが使えたらベストなのですが、あいにく引けないので先読みして都度解くという解き方を身体に覚えこませるのに役立てました。とてもおすすめです。
③練習から時間を測るクセを付ける
読んで字のごとく、時間を測りましょう。目安は20分/1パッセージです。
このパートだけ短くなりすぎるので補足ですが、時間が足りなかった場合はどうして時間が足りなかったのかを振り返るクセを付けると良いです。
・読み返しが多かったのか?
・問題が難しかったのか?
この2つの要因に大きく分けられそうです。
前者に関しては文意を取れていないことがほとんどです。細かい単語や構文の知識は確かに必要ですが、IELTSではおおまかな文意を取れた方が点数に繋がります。
このパラグラフでは何を主張しているのか?が分かること、見だしを探す問題にあまり悩まずに解答できている状態のことを「大まかな文意が取れている」として良いでしょう。
伸び悩んでいる場合はこのくらい徹底すると良さそうですね。
後者に関しては、多分おそらくきっと本当に問題が難しいです。そんな時は落ち着いて問題のタイトルを検索にかけてみましょう。公式問題集の場合は確実に英語で解説が書かれています。わかりやすく解説をしてくれていることがほとんどなので、復習の材料としてください。
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2ヶ月後どう変わったのか
反省を活かした取り組みをしてから2か月後、2回目のIELTSです。
交換留学のために受けられる最後のIELTSでした。
結果は最初にお見せした通りで、Readingでは8.0が出ました。
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本番では、
passage1: 12分
passage2: 15分
passage3: 20分
で解くことができました。
時間は概算ですが、13分程度余っていたことを覚えています。
復習マークを付けた問題を悠長に見直すことができました。なら9.0を取れよ!と一番突っ込みたいのは私自身です、どうも(^^)
次回のテストに向けた取り組みが功を奏し、PCで英語長文を読むことになれたのはもちろんスコアメイクに役立ちました。
しかしそれよりも、先読みを戦略通りに行い、練習から本番を想定した練習をしたことが成功の要因だと考えています。
また、話が逸れますが本番ではマーカー機能が使えます。大意をとりながらポイントだと思うパッセージにどんどんマーカーも使っていきましょう。先読みにマーカー、鬼に金棒。
なにより、読み返すにしても、読み返すあたりがつけられるのでマーカーを使わない手はないです。
おわりに
IELTS Reading PC版の取り組みを簡単に復習してみましょう
①問題を解く戦略を確立する
②BBCなどを導入し、多読を取り入れてみる
③時間内で解けるよう日々努力
どれも革新的な取り組みではないです。IELTS Readingでスコアアップを狙うにはこうした地味な積み重ねが結果を分けるということでしょうか。
以上でReadingについて語らさせていただきました。みなさんのIELTS学習の一助となれれば幸いです。
OJI
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