でんがんさんたちと数学した話(ガチ数学勝負参加記)【後編】
こんにちはこんばんはおじゃめしです。前編・中編をもって、がち数学勝負当日までの出来事の羅列は一通り済みました。この記事では、参加者としてがち数学勝負に出た感想をひたすら述べていきます。個人的な思いを自己満足で綴っていった記事になったので、読みたい人だけ読んでくれればいいです。
中編はこちら
勝負をご覧になったすべての方へ
おそらく、この記事を出すころには、がち数学勝負を現地観戦したお客さんの方だけでなく、動画でご覧になった方もいるかと思われます。がち数学勝負はお楽しみいただけましたでしょうか?学生祭に限らず、観客を動員して数学でやり合うという企画はなかなか無いと思います(高校生クイズの計算問題くらいしか思いつきません)。私は出演者側であり観客側の目線というものをうまく想像できないため、その点が非常に不安なのですが、少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。
また、現地では何人かのお客さんや友達が企画終了後に温かい声をかけてくださいました。非常にうれしかったです。ありがとうございました。
感想
この企画を通して思ったことを述べておきます。とはいえ、基本的な感想は当日の最後に述べたことと同じです。
まず、これは自分個人に限ることなのですが、不甲斐ない姿を見せてしまい、申し訳ありませんでした。何度振り返っても思うのですが、あてずっぽうでも答え出さねぇのって何なんだよマジで、とは今でも思います。自分の数学力の至らなさに悔しさや腹立たしさを覚えましたし、その力不足を皆さんの前で露わにしてしまったことが少し恥ずかしくもありました(まさしく黔驢之技ですね)。私たちに少しでも期待してくださった方が存在したらの話ですが、期待に応えられず申し訳なかったです。
ですが、いくつかの点ではいい経験ができたと思います。第一に、あのでんがんさんやキムさん、ゆうゆうさんと数学することができたというのは間違いなく貴重な経験でした。長年 Youtuber として活動して培ってこられたワードセンスや数学力を近くでまざまざと感じられたのがよかったです(自分も何回かいじっていただけて(?)光栄でした)。また、200~300 人の皆さんに見られながら数学するという、普通に生活していたらなかなかできないであろうことをできて、とても緊張もしましたが良い経験でもありました。
失敗したこともありましたが良いこともありました。いろいろあったけど、勇気を出して申し込んでよかったです。でんがんさん、キムさん、ゆうゆうさん、矢上祭実行委員会の皆さん、お客さんの皆さんに、改めてこの場で感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。
ちっちゃな野望
さて、番外編の項目ですが、今回の企画への出演が決まり「企画終了後にサインとかお話とかできるかもよ~」みたいなお話をいただいていたので、私は多少のちっちゃな野望を考えていました。とはいえ、ほとんど叶うことはありませんでしたので、この場で供養しておきます。成仏してクレメンス...…
野望1:サインをいただく
打ち合わせで「サインをもらえる時間もあるかもしれない」と言われたので、どれにサインしてもらうか悩みました。最終的に船旅(←非常にオススメ!3000円払えばユークリッド平面を旅できるよ!全人類幾何をしよう!)にサインしてもらおうと思い会場に持っていったのですが、荷物を取る暇もなく退場することになってしまいました(もったいない)。どうにか自分の着ていたTシャツにサインしてもらい満足ではありましたが、慎重に洗わないとサインが落ちてしまうみたいので、毎回びくびくしながら洗っています。誰か良い洗い方を知っていたら教えてください。
野望2:謝罪
実はこの企画の前から、でんがんさんに謝罪したかったことがありました。でんがんさんが自身のチャンネルで東京工業大学の作問サークルさんの問題を動画にされた際、弊大学で作問サークルを運営している私は「ついに!!!作問サークルが取り上げられた!!!これは激熱!!!」と思いました。そして、その気持ちを暴走させてしまった私は、何を血迷ったことか「他大学の作問サークルのことも知ってほしい!あと競技数学のことも広めてほしい!」という趣旨の文章をでんがんさんのDMに送り付けてしまい、これ以上DMを送れなくなってしまいました(あたりまえ)。したがって、でんがんさんに会った暁にはその件を謝罪したかったのですが、企画終了後の楽しい雰囲気にそのような激重な話題をぶち込むのはさすがに控えました。どうにかでんがんさんに届いてくれればいいなぁ……
追記
実はこの話には続きがあります。なんと東工大の学生祭ででんがんさんにお会いすることができました!これに関する話をしたところ「送れなくなる仕様、俺もようわからんねん」とおっしゃりながら、DMを送れるよう設定してくださいました。これに加えてツーショットも撮ってくださり至れり尽くせりでしたね……本当にありがとうございました……
野望3:眼鏡のお話をする
キムさんとゆうゆうさんにお会いするのは初めてだったのですが、実はでんがんさんにお会いするのは2度目でした。約2年前に EDDEN ELLEN と鯖江の職人さんがコラボして眼鏡を発売した際、それを理系注文するイベントに行き、そこででんがんさん・はなおさん・すんさんにお会いしたことがあります。完全な思い出話なのですが、もし時間があればその話もしたかったです。
野望4:キムさんとお話しする
先ほどキムさんにお会いしたのは初めてと述べましたが、Twitterのリプ欄でやり取りさせていただいたことがあります(一方的認知)。キムさんが出題された論理パズルが解けたのでリプしたところ「良く書けています」という返事が返ってきたという流れです。普段作問している者としては、どのような経緯であの問題を作問されたのか気になっていたので、余裕があればそのお話をしたかったです。
野望5:コ!
ジェネレーションシステム!です。完全に忘れていた……
今後の抱負
さて、ここまででつらつらと野望を述べたのですが
野 望 だ ら け じ ゃ ね え か
とツッコまれそうですね。今回お会いしただけでは、ちっちゃな野望たちを達成させることはできませんでした(かなしい)。今回でんがんさん達にお会いして満足するはずが、またお会いして数学したい!という気持ちがさらに強まってしまいました!とはいえ、一般の大学生がわーきゃー言ってどうにかなる話ではないので、またお会いできる機会を引き寄せられることを信じながら気長に待ちたいと思います。もしまたでんがんさんたちと数学する機会があったら、もっと数学力を磨いて対戦したいですね。強くなれる理由を知りました。今後も数学頑張ります。
という感じで、この記事も終わりにしたいと思います。出演者側視点のスピンオフみたいな立ち位置で後日譚をつらつら書かせていただきましたが、少しでも面白いと思っていただけたら幸いです。長きにわたって駄文にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
ではでは。
P.S.
羞恥心をこらえて動画を見ましたが、誰も傷つけない編集で感動しました。ありがとうございます。
あと、来年同様な企画を開催する場合は、作問側として呼んでほしいな〜(作サーに所属しているので)
さて、ここからは宣伝です(は???)。本当に読みたい人だけ読んでください。
宣伝1
でんがんさん、積分サークルさんが主役のメインイベントということで、気づかなかった人の方が多いとは思いますが、実は、dragoemonくんと僕はおそろいのTシャツを着て壇上に上がっていました(気付いた人は古参ファンを名乗ってくれていいです(←誰得?))。えっ、このシャツが何のTシャツか気になるって???そんな方のためにOMCを宣伝しておきます(この記事でも何回か出てきましたね)!定期的に数学のコンテストが開催されており「ネット上のがち数学勝負」と言っても過言ではありません。今回のがち数学勝負を見て数学をしてみたくなった方は、この際、是非はじめてみてはいかがでしょうか!!!
あと、Tシャツは以下のリンクから買えます。お前もOMCerにならないか?
宣伝2
慶應作サーをつくったので、その宣伝をしておきます!私が作った問題もいっぱいあるので、是非挑戦してみてください!公式Twitterはこちらから↓
https://twitter.com/Keio_Sakumon
(ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました!感謝!)
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