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保健室の存在意義って?

 保健室って、どういう理由で来るところだと思う?

「最近の保健室って、悩み事とかでくる子が多いんでしょ?」

半分正解で、半分はずれ?

 わたしは定時制の高校、中学校、小学校と異動していて、小学校にいる時間が1番長いけれど、小学生の来室理由の1番はダントツで「けが」。

 わたしが勤務しているところがたまたまそういうところで、もしかしたら小学校でも「心の不調」が多い学校があるのかもしれない。多分、学校の種類、地域、学校の事情など、様々な要因で変わってくるものだと思う。だから、「保健室に来る子ってこういう子」と、一言で語ることはできないと思っている。

 ちなみに定時制高校では、社長出勤してきた生徒が次の授業までの時間稼ぎに使ったり、彼氏のお迎えを待つために立ち寄ってきたり、自分の授業がどこでやっているのかわからないからと訪ねてきたりと、待合所や迷子センターとして利用する生徒の方が多かったかもしれない。

 結局、その学校に通う子どもたちによって、保健室の存在意義は変わってくるって、そういうことなんだろうな。

 

 わたしが自分の生活圏以外の社会事情をよく知らないのと同じように、多分普段学校にいない人が想像している「学校の保健室」と、実際の保健室はだいぶ違っているんじゃないかな・・・。

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