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『百年の孤独』連続読書会第2回開催レポ

『百年の孤独』第2回

読書会主催者の中村と申します。
2021年7月31日(土)に、G・ガルシア・マルケス『百年の孤独』連続読書会第2回をZOOMで開催いたしました。

参加してくださったのは、初参加1名含む9名
私を入れると10名です。


【どんな会?】


・『百年の孤独』を読了し、感想を話し合おう!というシンプルな会です。
 『百年の孤独』は、南米に住むブエンディア家100年の歴史を書いた小説
・読了範囲を区切り複数回開催。開催ペースは1ヶ月に1回程度。
 文学研究を行っているわけではないため、参加にあたり特別な知識は不要      です。

【当日の様子】


5名2グループに分かれての進行。途中でメンバー入れ替えを行い、再度2グループで進行いたしました。

🔥登場人物で誰が好きか
一家の大黒柱、ウルスラ。妻を失い、内向的な青年から攻撃的な革命軍大佐となったアウレリャノ。2人の女性から言い寄られるも、どちらからも見捨てられる美男子ピエトロ・クレスピ。絵にかいたような悪女アマランタなど。
チョコレートを飲み宙に浮くニカノル神父は、熱心な布教を応援したくなる。

🔥美男子ピエトロ・クレスピについて
「普通過ぎる」「80点あるけど20点足りない人間」「ここぞというときに一歩踏み込めない優柔不断な男性」「恋心を打ち明けた女性に対し『ぼくには弟がいますよ。』(弟にすれば)と言う」など、お褒めの言葉はなし。

「イタリア人のクレスピに対する態度は、ヨーロッパに対してあこがれながらも反発する当時の南米を表しているのでは」との意見

🔥悪女アマランタについて
クレスピに恋心を打ち明けたものの相手にされない。ブエンディア家養女レベーカとクレスピの結婚に対し、「どんな遠い所へ行っても結婚を邪魔する。殺すかもしれないわよ!」と言う。しかし、数年後クレスピからの求婚に決してイエスと言わなかった。
アマランタは、身近な人間(レベーカ)が幸せになったから引きずりおろしたかったとの意見

【第3回開催予定、お申込み】


・日時:9月4日(土)20:00~21:40
・開催場所:Zoom
・参加費:無料
・課題本:G・ガルシア=マルケス『百年の孤独』
・読了範囲:2006年発行(新訳)149~242頁、1972年発行(旧訳)96~157頁
 『にぎやかな祝いは二十日間も続いた』までです。

お申し込みはグーグルフォーム(https://forms.gle/e7EqnYBXFyNj5wXH9)
又はTwitter(https://twitter.com/oitmizuno)にDMをお願いいたします。

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